「ボルドーvs.ブルゴーニュ」違いを徹底比較!

ワインファンなら垂涎の世界最高峰のワインを数多く産出するフランスは、誰しもが認めるワインの聖地です。そんなフランスワインの中で、二大地区なのがボルドーとブルゴーニュ。どちらも名声は世界中に響き渡り熱狂的なファンが存在しています。

今回はそんなボルドーとブルゴーニュについて、比較してみましょう。

使用されるブドウ品種の違い

ボルドーはフランスの南西部に位置しています。一方でブルゴーニュがあるのはフランスの東北部。地域が違えば気候や土壌が違うのは当然で、それゆえ両方の地区では使用されるブドウが全く異なります。

例えば赤ワインの場合を見てみましょう。

ボルドーでは有名なカベルネソーヴィニヨンをはじめ、メルローやカベルネフラン・・・といった複数のブドウを栽培。生産者たちが各々の求める味によって配合をかえて醸造に使います。

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一方でブルゴーニュは一部地域を除けばピノノワールという一種類のブドウだけが使われ醸造されます。この違いにより、香り味など全く違う表情を持ったワインが両地区で生まれるのです。

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品種の詳細は以下のリンクをご覧ください。

色と味の違いは?

よく「ブルゴーニュは男性的でボルドーは女性的な味わい」と表現されることも多いですが、これには賛否両論があります。なかには「全く逆じゃないか」と主張する人もいたりと、なかなか両者を抽象的な表現で比較するのは困難です。

ここでは客観的に誰でもわかる点で違いを示してみましょう。

まず色から見てみると、

  • ボルドーのほうは色が濃くともすれば深紫といってもいい程の色合いです。
  • 対するブルゴーニュは鮮やかな赤色をしています。

 

グラスに入れると違いは顕著で、グラスを斜めにして透かして見れば両者の違いはすぐにわかるでしょう。

香りは使用しているブドウ品種によって変わってきます。どちらも一級品となれば実に素晴らしい芳香を楽しませてくれます。それを前提としブルゴーニュは一本の芯が通った香り。一方でボルドーのほうは、かなり複雑で多層構造な香りがします。

味わいはボルドーのほうが渋みがあり重厚。ブルゴーニュは酸味が勝り軽快な印象となります。

カズックス
ボルドーは複数のブドウを組み合わせてるから味が重厚。それにボルドーの主要品種のカベルネソーヴィニヨンには、渋みのあるタンニンが多いから味の特徴が違ってくるよ!

どちらが優れているというよりは、どちらもワインという同じ世界で、別の地平線を目指し道を究めたと考えるのが正しいでしょう。

ボトルの形を見れば、ボルドーかブルゴーニュかが分かる!?

ボルドーとブルゴーニュを見分ける上で誰しもが覚えやすいのがボトルの形状です。

ボルドーでは、いかり肩タイプのボトルが使われているのに対して、ブルゴーニュでは、なで肩タイプのボトルが使用されています。

この形状は他の国にも影響を与え、ニューワールドと呼ばれる新興国ワインでは、ボルドータイプのワインならばいかり肩。対してブルゴーニュタイプのワインならば、なで肩のボトルを採用するとの流れが生まれました。

そのため慣れてくれば、飲む前からボトルの形状だけである程度の味や香りの傾向も、判断できるというわけです。

熟成の違い

先ほど、両者の違いを比較した際に「ボルドーのほうが渋みがある」と表現しました。

ワインに含まれる渋みの原因はタンニンと呼ばれる成分。
タンニンは味わいや保存性など熟成に大きな影響を与える役割なので、タンニンが多い渋みのあるワインは、長生きするとされています。

そのため渋みの強いボルドーワインは長熟傾向にあり、数十年という熟成を経て本来の魅力を発揮してくれます。

一方のブルゴーニュワインは長期熟成させて花開くというよりは、早いうちから魅力を発揮してくれるタイプです。
裏を返せば、ボルドーは若いと渋みが強く飲みにくい。

ブルゴーニュは若いうちから楽しめるが、年月を経ての変化は少なく長生きしないということです。勿論中には例外的な存在もありますが、両者の違いを覚えておくことで、よりベストなワイン選びができる事でしょう。

フランスワインの中から、ボルドーとブルゴーニュを主に赤ワインの視点から比較しました。
両者には様々な差がありますが、色々との見比べて自分の好みを知ることが、ワインの世界を広げるには重要ではないでしょか?

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