テキーラってどんなお酒! メキシコの地酒だったテキーラの飲み方とは!?

明るく陽気なイメージのあるテキーラ。

そのイメージからか、最近では遊び好きな若者たちの間でよく飲まれています。少々乱暴な飲み方をしても大丈夫ですが、世界四大スピリッツにも数えられるテキーラは、じっくり向き合っても面白い存在です!

テキーラとは?

テキーラとはサボテンに似た竜舌蘭を原材料としてつくられた蒸留酒です。

竜舌蘭の中でもアガベ・テキラーナ・ウェーバーとよばれるものを使用。メキシコ中西部のハリスコ州など合わせて5つの州でつくられたもののみが、テキーラと名乗ることを許されています。

別品種を使ったり、他の地域で作られたものは「メスカル」との呼び名になります。

熟成期間により分類

テキーラは熟成期間により、さらに分類されます。

  • ブランコ:熟成なしで無色透明
  • レポサド:2ヶ月~1年熟成したもの。琥珀色
  • アニェホ:一年以上熟成。香りが豊かで濃い琥珀色

 

ブランコは蒸留後に、全く熟成させずにボトリングしたもの。無色透明なためカクテルベースとしてもよく使われるのがこのタイプ。シルバーの呼び名もあります。

レポサドは二ヶ月以上一年未満樽熟成をさせたもの。ほんのりと全体に琥珀色を帯びています。

アニェホはオーク樽で一年以上熟成させたタイプ。樽由来のウッディーな香りがつき、ウイスキーのような琥珀色となります。

以上がよく見かける3つのタイプです。

 

熟成させたから良質というわけではなく、ブランコの方がよりテキーラらしさがあるため、テキーラ好きからの評価はむしろ高い存在です。

一方でウイスキーやブランデーのような樽熟成させたお酒を嗜む人は、アニェホの方が好みという傾向があります。

もともとはメキシコの地酒!?はじめは知る人ぞ知る珍酒だった

テキーラの歴史は長いものがありますが、ほとんどの時代においてメキシコ国内で飲まれるだけの地酒でした。もちろん僅かながら海外への輸出もされていましたが、「知る人ぞ知る珍酒」といった扱いでしかありませんでした。

最初のきっかけは1957年の「テキーラ」という曲がヒットしたこと。ザ・チャンプスが歌うこの曲のヒットで、名前だけは知られるようになりましたが、実際に味の魅力が広まるには至りませんでした。

一気に世界に知られるようになったのは、それから10年の歳月を経た1968年のメキシコオリンピック。

世界中から選手や観客、ジャーナリストが集まったこの大会で、テキーラは多くの人に飲まれ、その評判が一気に広まったのです。

それ以降は、テキーラをベースとした様々なカクテルも登場しました。
多くのロックミュージシャンからも愛されるなどして一気に知名度が拡大し、今ではBAR必須のスピリッツへと定着したのです。

 

テキーラの飲み方は?

代表的な飲み方はライムをかじり果汁を口に含む。酸味が口の中に残っているうちにテキーラを流し込み、仕上げに塩をひと舐めするというスタイル。
多くの人がテキーラと言えば思い出す飲み方ではないでしょうか?

最初は手順に戸惑うかもしれませんが、慣れてくればリズムよく飲めるようになり、飲み姿も様になります。

これ以外にも、冷凍庫で冷やしたものをストレートで飲むなんていうのは、メキシコのリゾート地ではよく見かける光景です。

通常熟成させたお酒は香りを楽しむため冷やすのはNGとされますが、テキーラは例外です。

プレミアムタイプでも、ほんのりと冷やしたほうがより味わいが楽しめるとされています。ボトル自体を冷やすのも手ですが、グラス自体をしっかり冷やしてグラスノ冷たさで注いだテキーラを冷やすというのが良い方法でしょう。

カズックス
プレミアムタイプはあくまで、ほんのり冷やす程度にしておきましょう。冷やしすぎると香りが楽しめません。

メキシコ生まれのテキーラは、どこか陽気さや自由さを感じさせてくれます。
開放的な気分になりたいときに、是非お好みのスタイルで飲んでみてください!

 

代表的テキーラベースのカクテルを知ろう!


世界的に知られるようになってから歴史が浅いものの、テキーラは今ではカクテル作りには欠かせない存在となっています。

テキーラベースのカクテルは、どこかエキゾチックな独特の風味をまとうのが特徴です。今回はそんなテキーラカクテルを紹介します。

知名度抜群のカクテル!マルガリータ

おそらくテキーラベースだけでなく、全てのカクテルを含めても知名度の高さでは群を抜く定番中の定番カクテル。

テキーラにホワイトキュラソーとライムジュースを加えてシェイクして作るのが標準的なレシピです。

1949年にアメリカで開催されたカクテル大会に出場したデュレッサーが作り、3位入賞を果たしたのがマルガリータでした。ちなみに大会でのレシピは現在のものとは違い、レモンジュースも加え、さらにシェイクではなくスピンドルミキサーという機械にかけるものでした。

スピンドルミキサーとは小型のプロペラが棒の先に付いたミキサーで、そこに素材を入れた金属カップを設置し混ぜ合わせるものです。普通のミキサーでも代用できますが、いずれも当時はまだ普及していませんでした。

そこで現在のようなレシピに改良され、BARの基本であるシェイクで作れるようにした結果、世界中で爆発的人気を呼ぶようになったのです。

派生版マルガリータ

マルガリータはその人気から様々なアレンジが誕生しています。

例えば、素材を氷と共にミキサーにかけるフローズンスタイル。こちらはラムベースのフローズンダイキリと並び、真夏の暑い季節には最高の一杯です。

またイチゴや桃、キウイなど様々な果物を混ぜたフローズンマルガリータも人気となっています。

さらにホワイトキュラソーをブルーキュラソーに変えたブルーマルガリータも人気。ブルーキュラソーの効果で、通常は白いマルガリータが鮮やかな青色に染め上がります。もちろんこちらをフローズンスタイルにしてもOKで、やはり涼しさを演出するにはもってこいのカクテルといえるでしょう。

テキーラ・サンライズ

グラスにテキーラとオレンジジュースを注ぎ混ぜ合わせたところに、グレナデンシロップをゆっくりと注ぎ沈めるカクテル。比重の関係でグラスの底にグレナデンシロップがたまり、まるで朝焼けのようなグラデーションをグラスの中に再現します。

ロックミュージシャンのミック・ジャガーが愛飲していたことでも知られ、ロックファンを中心に一時期爆発的な人気となりました。

飲み口はオレンジジュースとグレナデンシロップの甘さもあり飲みやすく、テキーラカクテルではマルガリータと並ぶ人気です。

マタドール

テキーラとパイナップルジュース、ライムジュースをシェイクし、氷を入れたロックグラスで飲むスタイルのカクテル。

名前はご存知、勇猛果敢な闘牛士の意味です。しかしパイナップルジュースの甘さと香りがあるため、名前とは異なりかなり優しく飲みやすい味に仕上がります。そのため女性からの人気が高いカクテルの一つとなっています。

アイスブレーカー

テキーラとホワイトキュラソー、グレープフルーツジュースに少量のグレナデンシロップを加えシェイクしたカクテル。

多くの場合は氷を入れたロックグラスで提供されますが、タンブラーや小さめのワイングラスなどで提供されることもあります。

見た目はグレナデンシロップの効果でピンク色に染まることから、名前とは違い、かなりかわいらしい仕上がりとなっています。

アイスブレーカーとは分厚い氷を打ち砕きながら前進する砕氷船のこと。そこから転じて「相手と打ち解ける」という意味でも使われています。男女を問わず仲良くなりたい相手と一緒に飲むときに、さりげなくアイスブレーカーを注文するのも良い演出かもしれません。

 

テキーラはフルーツとの相性がよく、多くのカクテルで様々なフルーツが用いられます。

そのため、甘さがあり飲みやすいのも特徴のひとつ。
カクテル初心者の入り口としても、最適な存在ですので是非お試しください!

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