家飲みカクテルのオススメは? 目からうろこの自宅でもプロの味を再現するコツ!

「家でもカクテルを作りたい」
そんな風に思ったときに最も手軽に作れるのが、グラスに注いで軽く混ぜれば完成の簡単カクテルです。

実に単純で「プロと素人で味の差が出るの?」と思うかもしれませんが、やはりプロが作ると一味違ってきます!

しかし逆の視点から言えば、その違いを認識しておけば自宅でもプロの味を再現できるということです。

【ビルド】グラスに注いで混ぜるだけの単純さに隠されたテクニック!

ビルドとはグラスの中にお酒などの素材を注いでいき、最後に軽く混ぜ合わせるという技法です。

最近人気となっているハイボール。こちらもグラスの中にウイスキーと炭酸水を注いで仕上げに混ぜ合わせる、ビルドタイプのカクテルということになります。

つくる手順もシンプルで、時間もかかりませんので、一杯目に飲むカクテルとしては最適なタイプなのがビルドカクテルといえるでしょう。

ビルドなら氷にこだわるべし!

そもそもBARではどんな氷を使ってるの?

BARにとって氷はなくてはならない存在です。
ロックやハイボール、カクテルとありとあらゆる場面で氷は使われます。しかもお酒の中で溶け味の一部となるのです。

BARで使われる氷は専門の業者により作られた純氷とよばれるもの。純氷は不純物を取り除いた水を、48時間以上の時間をかけてゆっくりと対流させながら凍らせたものです。
透明なだけでなく、溶けにくいのが特徴です。

BARの場合、製氷業者から届けられた氷は、すぐに使うわけではありません。届いた氷は一度、表面に汗をかくくらいに緩ませてからカットを始めます。さらにロックに最適な丸氷から、シェイカーに入るサイズまで綺麗に切り分けたら再び冷凍して締める。

こんな工程を繰り返し、数日かけてお客さんの前に氷は登場しているのです。

家飲みの氷を美味しくする方法

「単純なものほど難しい」とはよく耳にする言葉ですが、ビルドも簡単ながら些細な違いが完成に大きな差となって影響してきます。

BARと家で同じビルドのカクテルを作っても味が大きく異なる、最大のポイントは氷と言っても過言ではありません。

家でもビルドカクテルを作るという際には、氷はちゃんとしたものを用意したいものです。スーパーやコンビニで売っている純氷を購入しましょう。冷凍庫で作った氷とは溶けやすさや溶けた後の味が全く違ってきます。

大きな板氷でも売っていますが、それを素人がカットしたり削ったりするのはかなり難しいでしょう。

 

なので適度な大きさに割られた「かち割り氷」を購入するのが現実的です。その際も購入してすぐ使うよりは、ほんの少し表面が溶けるくらいまで待ちましょう。冷凍庫の中で保存されていると、どうしても表面に余計な霜がつきます。それを溶かした方が味がアップします。

待てない場合は、ザルに開けて流水で手早く洗ってもOKです。

幸い純氷は値段による差はほぼありません。100円でコンビニなどで手軽に購入した純氷でも十二分にその実力を発揮し、美味しいカクテルの一翼を担ってくれます。

 

 

炭酸を飛ばさないテクニック


炭酸系のビルドをつくったときに素人がやりがちな失敗。それは最後に混ぜすぎて、せっかくの炭酸を飛ばしすぎてしまうというものです。

炭酸で割ったカクテルは爽快感を楽しみたい。それを失ってしまえば魅力も半減どころの騒ぎではありません!

 

ポイントとしては氷を入れたグラスにお酒を注いだら、その時点で氷とお酒を混ぜてしっかりお酒を冷やすこと。

これをやらずに炭酸を注ぐと、全体を冷やすために最後に余計な“混ぜ”が必要となり、その時に炭酸を失ってしまいます。

また炭酸を注ぐ際もドバドバとグラスの中に入れてはいけません。氷の隙間を狙い、氷にあてないように注意して、炭酸水を糸のようにして直接お酒に注ぎましょう。

プロのバーテンダーの場合は氷をグラスに入れるときも、炭酸水を注ぐ経路を確保するようにしています。

何も知らなければ気づかないかもしれませんが、プロはこんな点にまで細心の気配りをしているわけです。こんな情報を知ればBARで注文してグラスに氷を入れるところを見るのも楽しくなってきます。

 

目からウロコのレモンを搾りテクニック!

揚げ物や焼き魚など、色々な場面でレモンなどの柑橘類を搾ることがあると思います。多くの方は半月型にカットし、果肉の方を下に向けて搾るでしょう。もちろんこうした方が果汁がたっぷりとかけられそうな気がします。

しかしここでもBARのテクニックが登場します。

BARでお酒を頼むと、時にピールをしてくれることがありますよね。ピールとはレモンなどの皮だけを搾り、香りだけを移すテクニックです。

柑橘類の特徴はもちろん酸味にもありますが、多くは皮に含まれる特有の香りです。

普段どおりに果肉を下に向けると果汁は直接かけられますが、皮から発散される香りは全て手の方に行ってしまいます。

そこで取り入れたいのが皮を下にして搾るテクニック。普段とは反対にレモンを持ち搾ってみましょう。

そうすることで、皮から発散される香りがまるでピールをしたかのように、食材に付きます。さらに果汁も自然と下に流れますので、問題なくかかってくれます。

レモンの酸味と香り、両方をフルに生かすならば、いつもとは逆。皮目を下にして搾るのがポイントです!

 

お酒を美味しくするグラスの洗い方

お酒を飲む際に重要な要素のひとつがグラスです。特にビールなどの場合、泡の立ち方がグラスの状態により如実に変わってきます。

グラスを洗うときは食洗器などは使わず手洗いが基本です。出来ればグラス用とそれ以外でスポンジを分けるのがベスト。出来ないならば一回ごとにスポンジをキレイにして、フレッシュな状態でグラスを洗ってください。

洗い終わったら、すすぎは水ではなくなるべく熱いお湯にします。BARでは手が真っ赤になるくらいのお湯で洗剤を流します。

その後は自然乾燥。表面に水分が無くなれば仕上げで拭きます。

だたこの時使用するのも、毛羽立ちのないふきんを使う必要があります。使い古したふきんやタオル地のようなものだと、細かな繊維が付着し泡立ちなどに影響してきます。拭き終わればグラスの準備は完成。炭酸を注いでもグラスの周囲に泡が付着するようなこともありません。

曇ってしまったグラスの対処法

毎回キレイにグラスを磨いていれば起こらないことですが、一般家庭でプロのように気を配るのも無理な話。

ガラス製品の場合、時間経過と共に汚れが付き透明だったグラスが白くぼやけてしまうこともあります。こうなると、どんなに洗剤を使い丹念に洗っても透明にはなりません。だからと困り果てて間違っても研磨剤入りの洗剤を使うのはNGです。

こんな状態になってしまったら、レモン水やお酢を入れた水にグラスを浸すと、汚れがとれやすくなり透明度が復活します。

 

 

ビルドを楽しむ家飲みオススメカクテルは?

ビルドでつくられるカクテルは無数に存在しています。

BARの定番メニューでもあるジントニックもその代表ですし、またハイボールもベースとなるウイスキーを変えることで様々な味を堪能できます。

リキュール類をソーダやトニックウォーターで割るというのも、実に美味しく飲みやすいビルドカクテルの一つといえます。

リキュールはロックで飲んでもおいしいです。しかし味がかなり濃いため、慣れるまではなかなか味を楽しむには苦労するでしょう。しかしソーダで割れば程よい濃さになり、リキュールの香りや味を存分に堪能できるようになります!

自宅でもお店でも、是非単純さの中に隠れている奥深さに注目しつつビルドを堪能してみてください!

用意しておきたいものは?

ビルドタイプの場合、何かでお酒を割ることが多いので、割り材の用意は必須です。

つくるものにあわせて炭酸水やトニックウォーター、ジンジャーエールあたりを揃えれば、かなりのカクテルが作れます。ジンジャーエールは辛口タイプのものも用意すれば、味の変化も楽しめます。

もう一つ用意したいのが氷です。せっかくですからコンビニやスーパーで売っているような純氷を使いたいものです。

もし氷を買い忘れたり、わざわざ買うのが面倒な場合は割り材だけでなく、お酒も冷やしておくと氷が不要になります。

ウイスキーやジン、ウオッカなどの度数の高いお酒は冷凍庫に入れても凍らずトロトロの状態になります。この状態のものを使えば、さらにひんやりとした味わいを楽しめるでしょう。

ジントニック

ここからは、家飲みにオススメなカクテルを個別に紹介していきましょう。

最初にオススメしたいのがジントニックです。カクテルの定番中の定番ですが、作り方もシンプルなので家で作るには最適です。

ライムを用意してもいいですが、シンプルにジン+トニックウォーターだけで十分にたのしめます。こだわるならばジンも数種類用意して飲み比べてみましょう。BARでジントニックばかりを注文するのは、他のお酒の誘惑もあり難しいですが自宅ならば気兼ねする必要もありません。

自分好みのジンを見つけたならば、今度からBARでジンを指定してみましょう!
一気にカクテル上級者の仲間入りです。

モスコミュール

ウオッカをジンジャーエールで割ったカクテルです。

本式のレシピではライムを絞り、銅製のマグカップで飲むスタイルですが、家で飲むのですから省略しても誰も文句は言いません。

気に入ったならば、ウオッカ一本をモスコミュール専門にして、カットした生姜をボトルに入れてもOKです。実際のBARでもモスコミュール用に、細切りにした生姜をボトルに入れ漬け込んでいるところもあります。

また漬け込まなくても仕上げに生姜のスライスや絞り汁を加えても、また一味違います。
そんなちょい足しを楽しめるのもおウチカクテルの良さです。

ハイボール

ここ数年大ブームになっている、ウイスキーを炭酸水で割ったハイボールも立派なカクテルの一種。

もっといえば何かを炭酸で割っただけのものも、日本ではハイボールと呼ばれています。チューハイも焼酎を炭酸で割った焼酎ハイボールの略称です。

お酒を炭酸で割るのは比較的簡単で飲みやすいカクテル。ジンやウオッカ、ラム、リキュールと色々なお酒に応用可能です。ウオッカをソーダで割ってライムを搾るのはジンリッキーというカクテルになります。ただ味は缶チューハイのそれで、カクテルを飲み慣れていない人にも親しみやすい一杯となります。

 

家で自分で作るカクテルは、自分好みの味に仕上げやすいのが利点

色々なカクテルはありますが、家で作るカクテルのよさは濃さを調整できる点にあります。

薄くして、ほろ酔い気分を長時間持続させるの可能です。反対に味を濃くしてお酒の味をより感じることも出来ます。またピールもレモンに限らず、柚子やオレンジなど様々な柑橘類で試すことが出来ます。このような自由さこそが、家でカクテルを作る楽しさでもあるのです。

 

家で自分で作るカクテルは、自分好みの味に仕上げやすいのが利点です。さらに自分で作ることで、BARに行ってもバーテンダーの細かな動きや配慮に気づくようになります。是非、お手軽な家飲みカクテルお試しください!

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