濾過器の役割とその種類と特長(後編)

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前回も濾過器の種類によるメリット・デメリットをご紹介しましたが、まだまだ他にも濾過器がありますのでご紹介させていただきます。

外部濾過器

外部濾過器

外部濾過器とは水槽の外にフィルターを設置して、ホースで延長した給水口と吐水口だけを水槽内に設置するタイプです。

メリットは水槽内には給水口と吐水口しか入らないので外観がスッキリします。またフィルターも他のものよりも容量が大きくろ材もたっぷり入りますし、入れるろ材もえらべるので使用者好みの濾過装置にすることができます。他には濾過中に外気に触れないので水中の二酸化炭素が減りにくいということが挙げられます。二酸化炭素は水草の育成には欠かせないものなのでできるだけ二酸化炭素濃度を下げたくない時は外部フィルターが良いでしょう。

デメリットはホースで本体と給水口・吐水口をつないでいるのでメンテナンスの時に水漏れしやすいことが挙げられます。そのぶんメンテナンスにも気を使いますし手間もかかってしまいます。水槽内がスッキリはするのですがフィルターの大きさもなかなかのものです。水槽とは別に濾過器の設置場所が必要になってしまいます。

オーバーフロー

オーバーフロー水槽セット

オーバーフローとは、水槽の下に濾過槽を設置した二階建て構造のようなものです。水槽内の水位が一定以上になると水槽に取り付けられた排水口から水が流れ落ちます。落水後は下部の濾過槽内で濾過されてポンプで再び水槽内に揚げられます。

メリットは濾過槽が大きいので濾過能力が高いことにあります。通常は水槽内に設置するようなCO2添加やヒーター、エアレーションなどを全て濾過層でできるので水槽内がよりスッキリします。水槽が上と下に2個あるようなものになるので水量も大きくなりますので、水質も安定しやすくなります。ろ材も自由に選べるので好みの濾過槽することが可能です。

デメリットとしては濾過槽が大きいためにメンテナンスが大変だということが最も大きなものでしょう。

また水量が多くなるので床の耐久度を把握して設置しなければなりません。また濾過も水槽も大掛かりなものになるので揃えるための費用が最もかかってきます。

底面フィルター

底面フィルターとは砂利などの底床よりも下、水槽底面に設置するフィルターです。

これは主に底床を大磯砂利などで作っている水槽で使用されます。大磯砂利などは敷き詰めても、砂利と砂利のわずかな隙間には当然水が入り込みます。

通常底床は水の流れがないので水は淀んでしまうのですが、底面フィルターを設置することで底面の水を吸い上げて、底床材にも通水性を持たせることができます。

つまり底床全体が生物濾過のフィルターとなるのです。砂利と砂利の隙間にはバクテリアが定着しますが、通水性を良くすることでバクテリアが活性化して生物濾過を効率良く行うことができます。

メリットは先にも出ましたが、底床が生物濾過となることです。また底床の下に設置するので見た目もスッキリします。そして他の濾過器と併用することも容易です。この水流を作るのは基本的にエアーポンプですし、底面濾過器自体も非常に安価であります。

デメリットは一度設置するとリセットでもしない限りはメンテナンスができないことにあります。

またソイルで底面濾過を回すとソイルの養分が水槽全体により回るのでコケの原因となります。また固形肥料を入れる場合も通水のせいで過度に栄養が出るのでソイルや埋めるタイプの肥料を使う場合には合いません。最後にエアーポンプを使用するので設置場所によっては音が大きくでてしまいます。

 

まとめ

濾過器の種類はまだまだあります。水をきれいにするという目的で言えば、殺菌灯なども有効です。

そして濾過器は複数を組み合わせることで、さらに有効に使用することもできるので、自分にあった濾過環境を考えてみてください。考えるだけでもきっと楽しめるはずです。

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