濾材にはどんなものがあってどう使うのが効果的?

imasia_3680623_S

外部式フィルターはろ材を自由に選べるので、自分のやりたいアクアリウムに適した濾過器にすることができます。

目の粗いものばかりで物理濾過に特化するもよし、生物濾過と科学濾過・吸着濾過に特化するもよし。そんな外部式濾過器・フィルターに入れる濾材の種類と特徴をまとめてみます。

ウール

ウールは安価に入手できる物理濾過ろ材の代表でしょう。

ウールマットなどのはじめから濾過器に合わせた形に作られて販売されているものもありますがウールを濾過器に入れるだけでも同じ働きをします。

ウールは目が粗いため熱帯魚のフンや食べ残し、水草の枯れたものなどの目に見える大きめの汚れをキャッチします。またウール自体も繊維が細かいのでバクテリアの住処となります。しかし洗浄するときには汚れもひどいのでわりとしっかり洗わないといけないことからバクテリアも長く定着するというのもやや難しいようです。

安価で汚れも取れてバクテリアも定着するウールですが、何度も洗っていったり長期使用することで繊維がダメになって塊のようになってきます。そうなった場合は交換時期だというサインとみて良いでしょう。

スポンジ

これも目の粗いスポンジで、ウールと同じように物理濾過の役割があります。ウールよりも高価になりますがウールよりも長持ちして洗いやすいというメリットがあります。ただしウールのようにバクテリアは定着しにくいというものです。

リングろ材

リングろ材とはこの写真のようなものになります。生物濾過の役割を果たします。

おおまかには中心に穴が開いている構造になっており、細かく見れば多孔質のろ材となっています。以前からあるろ材であり種類も豊富です。

近年では多孔質がさらに多孔質になって性能が良いといわれているろ材が出ています。しかし明らかに実感するほどの違いというところまではいかないようです。

ボール状ろ材

ボール状ろ材も生物濾過の役割があります。リング状ろ材よりも小さいサイズですが水と触れる面積が広く、同じスペースでもボール状ろ材の方が量が入りやすいので、バクテリアの量も増えてより生物濾過を強化することができます。

しかし、あまり詰め込みすぎると通水性が悪くなり、濾過器からの水の排出量が少なくなってしまいます。またろ材が目詰まりしやすいのもデメリットです。

吸着系

これにはゼオライトや活性炭が挙げられます。こちらはアンモニアや流木などの色素、また飼育水の臭いなどを吸着します。

吸着するだけで分解するわけではないので、取り替えの時期というものがあります。取り替えないで使用を続けていると吸着したアンモニアなどの成分を、今度は排出してしまいます。

活性炭などの吸着系は吸着した成分を取り除くことはできません。また、ゼオライト系の吸着ろ材は漂白剤などで洗浄することでアンモニアなどを排出・洗浄することができるので、再利用ができるという利点があります。

どう組み合わせると効果的か

外部式フィルターに入れるとするなら、まずは当然物理濾過のウールやスポンジなどをはじめに通します。

もし一番はじめにリングろ材や、吸着系ろ材を通してしまうと、大きなゴミなどでろ材がすぐに目詰まりしてしまいます。まずは目に見えるようなゴミを取り除きましょう。

そして次に通水するのは生物濾過ろ材です。ここでバクテリアに頑張ってもらってできるだけ飼育水を無害なものにしてもらいます。

そして最後に科学濾過・吸着濾過ろ材を通水させます。ここでは本当に目に見えないようなものを吸着します。バクテリアが分解しきれなかった有害な成分をここで最後に吸着してしまうのです。

まとめ

それぞれのろ材の特徴を少しでもわかっていただけたでしょうか。同じ働きをするろ材であっても使い方次第ではうまく効果を発揮することができません。いろいろ使ってみて自分好みの濾過器を作り出しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

最新記事一覧

  1. d31a131d22cf3129db2514b6318ebc2e_s
  2. bsNKJ56_awabukubuku
  3. OLYMPUS DIGITAL CAMERA
  4. a0110096_10283055
ページ上部へ戻る