金魚とプレコの混泳水槽は可能か

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アクアリウムにおいて「混泳」というのは慎重に混泳相手を選ばなければなりません。混泳させる種類の相性が悪ければ、どちらか一方が、もしくはお互いにボロボロになりますし、最悪の場合は魚が死んでしまうことになるということも決してめずらしいことではありませんね。

そんなアクアリウムですが「金魚とプレコの混泳はできるのか」という質問を受けました。今回は金魚とプレコの混泳を真剣に考えてみます。

混泳するために必要な条件はどんなものがあるか

①混泳させるときに重要なのはお互いの相性が一番でしょう。気性の荒いもの同士の組み合わせだとどちらかが死ぬまで戦い続けることもあるでしょう。

②テリトリーが異なるということも考えておきたいですね。たとえばプレコ同士ではどれも水槽低層をテリトリーとするので争いが起こりやすいのですが、上層や中層を泳ぐ魚との混泳だと、テリトリーが違うのでトラブルが避けやすいようです。

③水質、とくにペーハーです。アルカリ性を好む生体と酸性を好む生体の混泳では、どちらかにペーハーを傾けていると、一方が弱ってしまう可能性があります。弱ると病気になり最悪死んでしまうこともあります。あまりペーハーにうるさくないか、同じ程度のペーハーで飼育できる魚がいいでしょう。

④水流も重要です。金魚やベタのようにヒレが大きくヒラヒラしたものは水流を好みません。むしろ水槽全体に水流があれば死んでしまうでしょう。

⑤水温。例えばシュリンプだと25度程度がいいのでしょうけども、ディスカスなどでは30度以上の水温がいいといわれています。このように至適温度が違いすぎるのも危険ですね。

ほかにもいろいろありますが今回はこのへんまでとしておきましょう。

金魚が好む環境は

金魚が好む環境と一口にいっても、金魚にはいろいろ種類があります。そしてその種類によっては好む環境が違ってくる部分もあります。ここはひとつ「蝶尾」と私好みで行きたいところですが、ハードルがあまりにも高そうなので金魚代表は和金(原種)ということにします。

金魚の飼育水の水質は「弱アルカリ性がよい」とされていますが、急激なphの変化がなければ弱酸性でも問題はないようです。

もともとが湖や池などで飼育されてきた種類なので水流は苦手です。

そして水温は15~28度程度まで至適温度といわれています。

プレコが好む環境は

プレコが好む環境も金魚と同じで、当然種類によって異なってきます。基本的に気性の荒いといわれる種類では話になりません。プレコ代表はオレンジフィンアーマードとしましょう。

オレンジフィンアーマードはとても穏やかな種類です。ほかの魚を襲うような種類ではありません。

水質は中性を好み、水温は20~28度程度が至適といわれているようです。

そして水流は好まず、ふわふわと泳ぐタイプです。

和金とオレンジフィンアーマードの混泳は環境的には可能

どちらも水流を好みませんし、水質もどちらも中性で飼育可能です。

至適水温も幅広く一致しているのでヒーターを設置して一定にすれば問題ないでしょう。

テリトリーも和金は上層から中層ですし、オレンジフィンアーマードは低層から中層を好みます。そしてどちらも穏やかな性格なのでお互いに干渉しあうようなこともなさそうです。

では実際に可能なのか

和金とオレンジフィンアーマードでの混泳では可能でしょう。どちらもエサ食いがよくフンも多いので水替えやフンの掃除には気を使わなければなりませんね。

濾過器は容量の大きい上部ろ過機か、上部ろ過機2台を使用するほうがいいでしょう。理由としてはフンが多いので、生物濾過よりも物理濾過と水替えで水質を管理するほうがいいというところです。生物濾過が追い付かないことも考えられますし、外部濾過器では水流が強すぎてしまうかもしれません。

まとめ

今回はどちらの種類も限定してからの混泳ですが、これが別の種類のプレコを選んでしまうとほとんどの場合がうまく混泳することはできないでしょう。穏やかなプレコはオレンジフィンアーマード以外にもいるのでいろいろ考えてみると面白そうですね。

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