アクアリウムで維持・成長させやすい水草とは

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水草の育成にはいろんな要素がからんでくるのですが、主に必要となってくるのは光量と二酸化炭素と栄養素です。なかには上級者でも簡単に枯らせてしまう水草もありますし、初心者でも比較的簡単に維持・成長させることが可能な水草もあります。今回は私の経験を踏まえて、一般的な光量とソイル・二酸化炭素添加で比較的育成可能なものを紹介します。

1.後景草

後景草で比較的育成・維持させやすいものは『アマゾンソード』『バリスネリア』『ロタラ』『マツモ』の種類が挙げられます。ただし後景草は赤色を出すものがあるのですが、そういった種類のものは色を維持するにはほかに養分を添加する必要があり、赤かったものが緑になってしまうことも珍しくありません。

このなかではマツモがもっとも成長させやすい種類になります。むしろ勝手に増えていきます。あまりの成長の速さにトリミングが忙しくなるということがあります。

しかし成長が早いというのは飼育水に溶け出た養分を吸収しているということでもあり、栄養過多の水槽のコケの発生をおさえるのにやくだちます。

それだけでなく、マツモは光を当てると透き通るような美しい緑なのでそれだけでも鑑賞価値はあります。

ロタラは育成しやすい種類なのですが、中には同じロタラでも育成がとても難しいものもあります。

後景草は光と二酸化炭素だけが強くて栄養が足りない場合は、縦には伸びるのですが、栄養が不足しているので茎が細く弱い成長の仕方をしてしまいます。

2.中景草

中景草は比較的光量や二酸化炭素を必要としないものを選ぶと失敗しにくいものです。育成・維持しやすいのは『クリプトコリネ』『ブセファランドラ』『アヌビアス』などがお勧めです。

いずれも光量をあまり必要とせず、二酸化炭素の添加がなくても成長させることが可能です。

ブセファランドラとアヌビアスの成長は遅く、トリミングの頻度も少なくて済みます。なにより後景草が成長して光が不足しても成長するというメリットがあります。

私はソイルの管理も二酸化炭素の添加も面倒になってしまったので最後には、大磯砂利を敷いて、陰性水草水槽といって、ブセファランドラやアヌビアスなどをメインとした水槽で楽しんでいました。上の画像ではわかりませんが、銀の粉が散りばめられたような美しいブセファランドラをみてみるとその魅力にとりつかれてしまうかもしれません。

3.前景草

前景草で比較的育成・維持しやすいものとしては『グロッソスティグマ』『ヘアーグラスショート』が挙げられます。

上記のものは60センチの一般的な水槽の規格でこちらも蛍光灯2~3本とソイル・二酸化炭素だけで約一年間は育成は可能でした。

ただしソイルに含まれる栄養も徐々になくなってくるので長期維持となってくれば別に栄養を添加する必要がありますが、それはグロッソスティグマやヘアーグラスショートだけではなくすべての水草にあてはまることです。

注意としては水槽の低層は栄養が蓄積しやすい場所になるのでコケが発生しやすい状況にあります。前景草をきれいに保つには水替えは欠かせません。

また、いったん成長し始めるとその成長スピードははやく、短期間で生い茂ります。そのうち中景草領域にまで増えてしまいます。葉が重なり合うと光が当たりにくく変色したりするのでトリミングも必要です。

4.その他の水草

水草の種類として『モス』があります。一般的なものでは『ウイローモス』『南米ウイローモス』がよく知られています。

一見地味なのですが、このモスをうまく使うことでレイアウトを引き立たせることもできます。また、モス類だけで作られたレイアウトもなかなかいいものです。

モスは活着といって流木や石などに張り付くようにして増えていきます。もちろん活着させなくても増えていきます。

 

5.まとめ

今回は初心者にも育成しやすい水草を紹介しましたが、初心者用だからといって『美しくない』というわけではないのでまずはここで紹介した水草を選んでみてはいかがでしょうか。

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