水草育成に必要な二酸化炭素の添加について(前編)

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二酸化炭素の添加は、ほとんどの水草を美しく育成していくためには欠かせないものです。アヌビアスやブセファランドラなどの二酸化炭素は必須ではないなどといわれるものであっても、二酸化炭素が添加されているのとそうでないものには成長に違いがあります。そんな二酸化炭素についてまとめてみます。

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先に二酸化炭素の添加についておおまかに説明させていただきました。今回は二酸化炭素を添加することでのメリット・デメリットや、二酸化炭素添加をするための器具などについてまとめます。

なぜ二酸化炭素の添加が必要なのか

水草は二酸化炭素を吸収することでより効率的に光合成から養分を作り出すことができます。熱帯魚やバクテリアも生きていく中で二酸化炭素を排出しているのですが、その程度の二酸化炭素の量ではとても足りないので二酸化炭素の添加をしているのです。

また二酸化炭素は飼育水の水質を弱酸性に傾けることができます。そして水草の多くは弱酸性の軟水の環境で良く育ちますので、そういった面でも二酸化炭素の添加が有効だといわれています。

二酸化炭素を添加しなくても水草はある程度成長したり新芽を出したりすることはできるのですが、光合成からの養分が不足しているためか水草は細く色も薄いものになってしまいます。最悪の場合は枯れてしまうこともあるようです。

 

二酸化炭素を必要とするアクアリウムとはどんなときか。

二酸化炭素がなくてもある程度水草は成長するので、二酸化炭素の添加は必須というわけではありません。しかし二酸化炭素の添加を必須とする状況とはどんなものがあるのでしょうか。

ひとつは購入した水草をどんどん増やすことで、水草を買うことなく増やしたい場合です。ひょろっとしたような弱々しい水草ではトリミングして植えた後に枯れてしまうことがあります。トリミングのストレスをカバーする力が残っていないのでしょう。二酸化炭素の添加で太く元気な水草にしてトリミングして植えることで新たに根っこが張ってきたり新芽が出やすくなります。

他には前景草を増やして草原を作りたいなどのときも二酸化炭素の添加があった方がうまくランナーが出て根張りもよく抜けにくいものになります。

そして絶対に必要となるのは「レイアウトコンテストで上位を目指したい」というときには必須です。レイアウトコンテストでは生い茂った水草などのレイアウトを競うものです。この場合は水草のレイアウトだけでなく水草の状態も良くなければよいレイアウトに仕上げることはできませんので必須と言えるでしょう。

 

じゃぁ逆に二酸化炭素の添加を必要としない場合はどんなときか。

ある程度の水草が入っていて、とくに他人にレイアウトや水草の美しさを認めてほしいわけではなく、ただ自分で楽しみたい場合などは必要ではないでしょう。『二酸化炭素の添加なんて面倒だし』という人ならなくて大丈夫ですね。

私もいろいろ考えるのが面倒になり、途中からは二酸化炭素の添加が必須ではない水草だけで皆さんにすごいと言ってもらえるようなレイアウト水槽を作っていました。

そして二酸化炭素の添加にはもちろん二酸化炭素添加の器具が必要となってきます。安価なものでは1万円以下で準備することもできますがそれでも『高い』と思う人もいることでしょう。アクアリウムにあまりお金をかけたくないということであれば二酸化炭素の添加は必要ありませんね。とくに二酸化炭素の添加が必要ないと思えば添加しなければそれでいいのです。

 

まとめ

今回は二酸化炭素の添加についての前編ということで二酸化炭素の添加がどういうものなのかというのを大まかにまとめさせてもらいました。水草育成していくことにおいて二酸化炭素の添加が重要であることがすこしわかってもらえたかと思いますが、ぎゃくに必須ではないということも解ってもらえたのではないでしょうか。

後編では二酸化炭素の添加の方法や器具などについてまとめます。

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