店の実力を100%引き出す、客力とは?

BARやレストランなど、大人になればなるほど真っ当な店で飲食する機会が増えてきます。
もちろん、こちら側はお客でありますが、お店の人も人間。いいお客にはよりよいサービスをしたくなるのが人情です。そこで今回は、いいお客になるためのポイントをご紹介します!

1.「サービスが悪い」は、誰が原因?


最近では店選びの定番となった、レストランの口コミサイト。よくみてみると、店のサービスを酷評している人を目にします。
ためしに一度、そういう評価をしている人の別の店の評価を覗いてみてください。多くの場合他の店でもサービスが悪いと口コミを書いているはずです。同じ店に行った他のお客さんは、特にサービスの悪さに言及していないのにも関わらずです。
ここまで来るとサービスが悪い原因は店ではなく、その人自身にあるのでは?と考えた方が、整合性がとれます。
「サービスが悪い」そう思う前に、自分の振る舞いが本当に大人として真っ当な行動なのかを見つめてみましょう。
「お金を払っているのだから最上のサービスを受けて当然」という考え。これは店員に大きな態度をとる、最も周囲から嫌われる最底辺の人間でしかありません。

2.店の状況を把握しよう


どんなお店でも、急に混みだして忙しくなる瞬間があります。
当然店の人もバタバタして大変な状況になるわけですが、そんな時には次のアクションを少しだけ待つのが大人の振る舞いです。
会計なども、全体が落ち着いたタイミングでお願いしましょう。もし早めに伝える場合でも「手すきになってからで大丈夫なので」と一言付け加えるだけで印象がアップします。
どんなときでも、自分が客だからと要求を突きつけるのではなく、全体の流れや空気を読む。それが真っ当な社会人としてのコミュニケーション能力です。

3.感想を伝える


初めてのBARを訪れ、最初の一杯を注文する。これはお客側にとっても、バーテンダー側にとっても緊張する瞬間です。
出されたお酒を飲んだ際に、感想をいちいち伝える必要はありません。しかし美味しかったというのを伝えるのは重要なポイントといえます。
もちろん「あっ!美味しい!」と直接的につぶやいてもかまいませんが。一口飲んで美味しかったことが分かる表情をするだけで、バーテンダーは安心します。
食べ歩きの世界で「美味しいものを食べるなら、料理人をのせること」との格言があります。同じものを飲んだり食べたりしても、美味しい表情をしてくれるならば、自然と力が入ってしまうのが人間です。
是非ともいいリアクションをしてバーテンダーをのせ、より美味しい一杯を楽しみましょう。

4.気に入れば再訪する


もしその店のことが気に入ったならば、近いうちに必ず再訪しましょう。
何なら2日連続で訪れても問題ありません。顔を覚えてもらうという点でいうならば、短期集中型で何度か通った方が、その後しばらく間が空いたとしても印象に残ります。
例えば地方に旅行や出張で行ったのならば、一軒目のBARで周辺のBAR情報を聞いて、他の店に繰り出す。最後にまた最初の店に、お礼がてら戻るなんて事をすれば、距離感が完全に縮まります。
そうすれば、最初は聞けなかった様々な情報や、その土地のおすすめ情報なんかもGETできてしまいます。
よりお得で面白い情報を知るためにも、こちらが店を気に入っていることは、再訪という形でアピールしましょう。

5.許容範囲を超えないで楽しむ


バーテンダーとも親しくなり、会話がはずむようになると、ついつい飲みすぎてしまいます。
しかし自分の酒量を超えて飲めば、当然泥酔状態になり、あらぬ迷惑をかけることになりかねません。
また飲みすぎると、もう一杯だけが重なり、閉店時間を過ぎても長居するなんて人も出てきます。
お客にとっては飲みすぎても、その日は休みかもしれません。しかしバーテンダーにとっては、次の日もまた仕事があるわけです。
ベストな体調で翌日の仕事をしてもらうためにも、最低限閉店時間は、お客側も気にして、ある程度の時間で店を切り上げる気配りが重要です。

人間誰しも、いい人にはよりよいサービスをしたくなります。相手が高圧的に来ればカチンとしますし、腰を低くきたならば「何もそこまで」とこちらまで丁寧になります。
お店と客という関係ですが、それ以前に人間同士です。上手なコミュニケーションをとり店を最大限活用する。これがいいサービスを受ける客としての能力なのです。

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