ネイバーフッドバーを探そう!

日本は世界でも屈指のBAR大国といわれています。
日本各地には大都市でも地方でも様々なBARが点在しています。
当然ながら、BARも立地条件により大きくその性格が変わり、それを知ることがBARを上手に利用するヒントとなります。
今回は、そんなBARの違いに注目していきましょう。

1.繁華街のBAR

夜遅くまで賑わう繁華街には、大都市から地方都市まで殆どの地域にBARがあります。
これらのお店は、二軒目三軒目としての利用のされ方が多く、遅い時間になればなるほど賑わう傾向にあります。
反対に言えば、オープン直後を狙って訪れれば、ゆっくりとした空気で贅沢に最上級のお酒と空間を楽しめるということです。
さらに立地条件的に、その日限りの一見さんも多く、初めて言ったからと言ってアウェー感を味わうようなこともありません。
地方都市ならば、出張のたびに立ち寄るBARを見つけると、それだけで楽しくなってしまうものです。

2.銀座は特別

日本全国の中でも、東京・銀座だけは別格です。
バーテンダーだけでなく、飲食業に携わる全ての人は一度は勝負してみたいと思うのが銀座です。
客層のレベルも高く、特にアピールすることも無く使っていたグラスやお香のブランドを言い当てるなんてこともざらにあります。
価格設定も高めで、チャージ代金も日本国内では最高価格帯。
価格の面からも、気軽に安く騒ぎたいという層を排除して、大人の空間を作っているわけです。
有名バーテンダーや歴史ある人気店も数多く存在し、その店で飲むことがBARファンの勲章となるような店もあるほど。
BAR好きを名乗るならば、是非一度は銀座の人気BARを体験してみたいものです。

3.ホテルのバー

ある程度の規模のホテルには、必ずと言っていいほどBARがあります。
欧米では、BARは格式あるホテルには必須の設備とされ、ホテルの評価にも大きく関わってくる重要な施設とされています。
日本でも、格式あるホテルには昔から続く歴史あるお店があり、多くの優秀なバーテンダーを輩出しています。
ホテルのBARの最大の特徴は場所柄、バーテンダーの個性よりは店、つまり組織としての意識を強く持った接客をするところです。
必要以上にお客の懐に飛び込むことも無く、絶妙の距離感を保った接客をしてくれます。
BARは好きだけど、必要以上の馴れ合いはしたくない。
そんな人には、ホテルのBARは安心できる選択肢の一つとなります。

4.地元のBAR

都心部や繁華街ではなく、郊外の住宅街にも数多くのBARがあります。
これらの店は仕事帰りに家までの間に立ち寄り、その日一日の疲れを癒したり、オンオフの切り替えをするような存在です。
そのため帰宅ラッシュの直後や終電後に込み合うことが少なくありません。
料金的には、お酒自体の価格というよりは、チャージ料金が安く、そのため最終的な会計金額が安くあがる傾向にあります。

5.ネイバーフットバーを持つ幸せ

ネイバーフッドバーとは、自宅から徒歩圏内でいけるBARのこと。
つまり仕事帰り、地元の駅を降りて家までの間にふらりと立ち寄って、仕事モードからプライベートへと気持ちの切り替えを出来る場所。
ストレスがたまった日に、思わず立ち寄りお酒を飲んであれこれ会話するうちに、モヤモヤが無くなる。
そんな事が出来る生活圏内のBARという意味です。
もちろん、その店に行くことがステイタスとなるようなBARに通うのも素敵な体験です。
でも自分の生活圏に、思い立ったらいつでもいけるBARがあるというのは、この上なく豊かな生活です。
同世代のバーテンダーと共に自分も成長し、お店と共に同じ街で歴史を重ね歳をとる。
そんな素敵な体験が出来るのが、ネイバーフッドバーなのです。

BARは立地条件により、来店する客のニーズも大きく変わり、それに合わせてお店自体の方向性も変わってきます。
自分がいま、どんなお店を求めているのかで、選ぶBARを変えていければ、BARの達人へと一歩近づけるはずです。

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