日常でも取り入れたいBARテクニック!

お酒のエキスパートが集うBARでは、様々なテクニックが使われています。
長年の修行を積まなくては使えないテクニックもありますが、中にはすぐにでも自宅で活用できるテクニックもあります。
今回は家での食事やお酒を美味しくするBARのテクニックを、ご紹介します!

1.お酒を美味しくするグラスの洗い方

お酒を飲む際に重要な要素のひとつがグラスです。特にビールなどの場合は、泡の立ち方などがグラスの状態により如実に変わってきます。
グラスを洗う場合は、食洗器などは使わず手洗いが基本です。
出来ればグラス用とそれ以外でスポンジを分けるのがベスト。出来ないならば一回ごとにスポンジをキレイにして、フレッシュな状態でグラスを洗ってください。
洗い終わったら、すすぎは水ではなくなるべく熱いお湯にします。BARでは手が真っ赤になるくらいのお湯で洗剤を流します。
その後は自然乾燥。表面に水分が無くなったらば、仕上げで拭きます。
だたこの時使用するのも、毛羽立ちのないふきんを使う必要があります。使い古したふきんやタオル地のようなものだと細かな繊維が付着し、泡立ちなどに影響してきます。拭き終わればグラスの準備は完成。炭酸を注いでもグラスの周囲に泡が付着するようなこともありません。

2.曇ってしまったグラスの対処法

毎回キレイにグラスを磨いていれば起こらないことですが、一般家庭でプロのように気を配るのも無理な話。
ガラス製品の場合、時間経過と共に汚れが付き透明だったグラスが白くぼやけてしまうこともあります。
こうなると、どんなに洗剤を使い丹念に洗っても透明にはなりません。だからと困り果てて間違っても研磨剤入りの洗剤を使うのはNGです。
こんな状態になってしまったら、レモン水やお酢を入れた水にグラスを浸すと、汚れがとれやすくなり透明度が復活します。

3.目からウロコのレモンを搾りテクニック!

揚げ物や焼き魚など、色々な場面でレモンなどの柑橘類を搾ることがあると思います。
多くの方は半月型にカットし、果肉の方を下に向けて搾るでしょう。もちろんこうした方が果汁がたっぷりとかけられそうな気がします。
しかしここでもBARのテクニックが登場します。
BARでお酒を頼むと、時にピールをしてくれることがありますよね。ピールとは、レモンなどの皮だけを搾り、香りだけを移すテクニックです。
柑橘類の特徴はもちろん酸味にもありますが、多くは皮に含まれる特有の香りです。
普段どおりに果肉を下に向けると果汁は直接かけられますが、皮から発散される香りは全て手の方に行ってしまいます。
そこで取り入れたいのが、皮を下にして搾るテクニック。普段とは反対にレモンを持ち、搾ってみましょう。
そうすることで、皮から発散される香りがまるでピールをしたかのように、食材に付きます。さらに果汁も自然と下に流れますので、問題なくかかってくれます。
レモンの酸味と香り、両方をフルに生かすならば、いつもとは逆。皮目を下にして搾るのがポイントです!

4.氷は一度洗う

家でお酒を飲むとき、より美味しい氷をと思って、スーパーやコンビニでわざわざ氷を購入する人も多いでしょう。
ただ、その氷を直ぐに使ってしまうのはもったいない話です。
売り場の冷凍庫の中で長期間保存されている氷の場合、どうしても空気中の不純物が氷結し、氷の周りに霜として付いてしまいます。
購入してきた氷をそのまま使うというのは、そんな霜までをも取り込む結果になります。もちろん、衛生面などでは気にする必要の無い話です。
しかし繊細な味という面では、どうしても雑味が出てしまいます。
そこで購入した氷は一度表面を軽く洗ってしまいましょう。ザルに氷を開けて、水道水で洗うだけでOKです。
水がもったいないという場合は氷に水を注いで洗ってから、水だけを別の容器に移し、チェイサーとして水を活用してもかまいません。
ほんの少しの手間ですが、これだけで美味しい氷の実力を100%発揮させることが出来ます。

バーテンダーは常により美味しいお酒を飲んでもらおうと努力しています。そんな歴代のバーテンダー達の努力の結晶が、今のBARには詰まっているのです。
そんなアイディアを、我々も取り入れることで、日々のお酒ライフをより一層豊かにしてくれるのは間違いありません。

タイトルとURLをコピーしました