いま話題のブルーパブって何!?

ビール

ここ最近、トレンド系の雑誌などで目にする機会も増えてきたブルーパブ。
まだ一般には浸透していませんが、様々な流行の波が押し寄せる飲食業界の中では次のブレイク候補として注目を集めています。
今回はそんな、ネクストブレイク候補のブルーパブ、さらにはブルーパブを理解するのに重要なクラフトビールについて説明したいと思います。

1.ブルーパブのブルーって?


まだ耳慣れないブルーパブ。初めて聞いた方は「青い色のパブ?」「水槽があって海の中にいるみたいなパブ?」なんて思ってしまう方も多いのが現状です。
ただ英語表記すると「BrewPUB」となり、青ではないことが一目瞭然。Brewとは英語で「醸造する」という意味の単語です。

2.お店の中に醸造所!


さて、ブルーパブのブルーが醸造を意味することが分かったとろで、ブルーパブの正体はというと、お店の中や隣接する場所に醸造設備があり、出来立てのビールをお店で楽しめる酒場のことです。
お店の中に醸造施設があるということは、通常の飲食店のように工場から酒屋、そしてお店という工程を経ませんので、流通やその間の保管で発生する温度変化や振動など、ビールを劣化させる様々なリスクを大幅に軽減するということを意味します。
最近はビール各社がビールの鮮度をアピールするようになりましたが、ブルーパブは目の前で作ったビールをすぐ飲めるわけですから、究極のフレッシュさ新鮮さを追い求めた、鮮度バツグンのビールを楽しめる、ビール好きにはたまらないお店ということです。

3.ビールに合わせた料理も豊富


お酒はそれ単体で飲むのも良いですが、やはり相性のよい料理やおつまみと一緒に食べると、双方の味わいが一段と高まるものです。
パブという形態のお店は豊富なフードメニューを取り揃えているところが多く、お酒と料理を一緒に楽しめるのが特徴のひとつ。
ブルーパブの場合、自分たちがこだわりを持って作ったビールの個性を熟知しているわけですから、どんなビールにもあう汎用的な料理だけでなく、自分たちのビールの個性にピッタリ合った料理やおつまみを用意していることも多く、ワインで言うマリアージュの世界をビールでも体感することが出来ます。

4.地ビールからクラフトビールへ


ブルーパブとも密接な関係がある「クラフトビール」という言葉も最近よく耳にするようになりました。
クラフトビールと聞くと何か新しい言葉のように思いますが、以前は地ビールと呼ばれていたものにあたります。
規制緩和によって全国各地に様々な地ビールが誕生し、町おこしの一環としてもブームとなりました。
ただ当時は技術面などで足らない部分があり、消費者の間に「高い割には美味しくない」というイメージが広まり、ブームは加速度的に終焉を迎えます。
しかしそんな中でも、しっかりと醸造を続けノウハウを蓄積した技術者や醸造所は品質的にも満足できるビールを生産すようになってきました。
そこでマイナスイメージのある地ビールという呼称ではなく、「職人への敬意がこめられている」など良いイメージも付加しやすい「クラフトビール」と呼ぶ潮流が生まれ、現在に至っているわけです。
イメージ戦略だけでは再び消費者に見透かされてしまいますが、現在のクラフトビールメーカーは厳しい時代を乗り越えて、技術的にも味的にも消費者を満足させられる実力があるので、再び注目を集める存在となったわけです。

5.個性あふれるビール


クラフトビールの特徴は、何と言っても醸造家のこだわりによる、様々な種類のビールを楽しめること。
従来の日本にはあまりなかったエールやスタウト系のビールを醸造したり、ベルギービールのようなフレーバー豊かなビールを醸造したりと、小規模だからこそ可能な、小回りのきくビール作りを展開し、消費者を魅了しています。
クラフトビール復興の影響は、ブルーパブが増加するなど飲食業界だけにとどまりません。
スーパーなどの小売業界では、大手メーカーに加え様々なクラフトビールを取り揃えることで、ビール離れが叫ばれる中にありながら、ビール売り場全体の売り上げが右肩上がりで増加するなど、様々な影響を及ぼしています。

こだわりを持って醸造されたビールを、フレッシュな状態で堪能できるブルーパブ。
醸造家のこだわりを感じながら、生まれた場所のすぐそばでビールを楽しむというのは、ビールを何倍も美味しくしてくれることでしょう。是非とも足を運んで、体感してみてください。

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