フルーツの香りが鮮明なフルーツブランデーを飲もう!

ブランデー

ブランデーと言えば多くの方がブドウから作ったお酒を思い浮かべます。
しかし、ブランデーという言葉の中には、それ以外の果物から作った蒸留酒も含まれています。
ブドウだって果物ですが、何故かそれ以外の果物からつくったものを総称してフルーツブランデーと呼ばれています。
しかし、フルーツブランデーにも素晴らしいお酒がたくさん存在しています。
そこで今回は、そんなフルーツブランデーについて学んでいきましょう!

1.アップル・ブランデー

ブドウ以外のブランデーの中で、最も有名なのがリンゴから作るブランデーです。
作り方はいたってシンプルで、リンゴ果汁を発酵させた醸造酒を蒸留させるというもの。この辺の基本的な製法は、ブドウが原材料のブランデーと同じです。
アップルブランデーの中にも色々な種類がありますが、最も有名なのが「カルヴァドス」です。
おそらくコニャックの次くらいに知名度のあるブランデーなので、名前くらいは聞いたこともある方も多いかもしれません。
味わいは、飲んだ瞬間にリンゴの香りが一瞬で広がります。ほんのりとしたリンゴの甘さもあり、上質なアップルパイを食べたかのような感覚にも陥ります。

2.カルヴァドスを使ったカクテル

リンゴの風味も豊かなカルヴァドスを使ったカクテルといえばジャック・ローズです。
カルヴァドス、ライムジュース、グレナデンシロップを2:1:1の割合でシェイクして作ります。
完成したカクテルは、グレナデンシロップで染め上げられ真っ赤。女性が一杯目に頼むと最も優雅で美しいとされるカクテルでもあります。
ちなみに、グレナデンシロップとはザクロ果汁を使ったシロップの事。
秋から冬にかけて、BARにはフレッシュのザクロが用意されることがあります。それを見つけたならば、是非フレッシュなザクロを使ったカルヴァドスを頼んでみてください。素晴らしい味わいを体験できるはず。
こんな注文が出来るようになれば、カクテル上級者と言ってもいいでしょう。

3.チェリー・ブランデー

さくらんぼを使ったブランデーもありますが、全く異なる2種類に分かれます。
一つは、ブランデーにサクランボを浸すことで香りや味を移したリキュールとしてのチェリーブランデーも存在しています。これらはカクテルの材料としてよく使われるものです。
一方で、さくらんぼで作った醸造酒を蒸留したのがキルシュワッサーです。
こちらはドイツのシュヴァルツヴァルト地方で作られている銘酒。同じような系統のものは、フランスのアルザス地方でも作られていて、こちらは単にキルシュとかオードヴィー・ド・スリーズと呼ばれます。
見た目は無色透明。しかし見た目の端麗さとは異なりサクランボの香りが口の中に広がり、じっくり向き合ってのに適したお酒です。
ドイツ産のものはタンク熟成の期間が長く、しっかりとしたボディと香りを持っているのが特徴といえます。
フランス産のものには、原酒割合により3タイプがあるので購入時には注意が必要。原酒100%以外のものは主に製菓用なので、飲んでも美味しくはありません。

4.洋梨が丸ごと入ったブランデー

洋梨もブランデーの原料となります。数ある中でも最も有名で、かつ見た目にもインパクトがあるのがマスネ社のポワールウィリアムス。
何と小ぶりなボトルの中に、ブランデーとともに洋梨が丸ごと入っているのです!
ボトルの口は普通のブランデーのものと変わらず、一体どうやって洋梨を丸ごと中に入れたのか。それを考えるだけでも、酒の肴になりそうな実にユニークなお酒です。
言い換えれば洋梨漬けの状態ですので、香りはかなり鮮烈。いつ飲んでも洋梨の甘くセクシーな香りがプンプン漂ってきます。
ちなみに、ボトルの中にどうやって洋梨を入れたかと言えば、まだ実ったばかりの小さな洋梨にボトルをかぶせ、中で成長させてから収穫する方法をとっています。

ブランデーと一口に言っても実に様々な種類があります。
今回挙げたなかで、もっともBARで見かけるのはカルヴァドスでしょう。その他のブランデーも含め、見かけたら是非一度注文してみてください!

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