食前酒におすすめのカクテルとは!シャンパン以外の選択

食前酒の代表選手と言えば、シャンパンです。レストランの食事で食前酒を聞かれた際にはこれを頼んでおけば間違いありません。
ただカクテルの世界にも食前酒に向くものは多数存在しています。
今回はそんな食前に飲んでおきたい素敵なビフォアカクテルをご紹介します。

1.キール

レストランでの食前酒の定番ともいえるカクテル。
白ワインをクレーム・ド・カシス(カシスリキュール)で割っただけのシンプルなカクテルです。
カシスリキュール由来の甘さがあり、飲みやすいのが特徴。使用する白ワインは上質なものを使う必要は全く無く、お手ごろな白ワインを美味しく飲む方法としても知られています。

2.バンブー

ドライベルモットとドライシェリー、オレンジビターズ一滴をステアして作るカクテル。
味わいがまるで竹のように、さっぱりスッキリとしていることから名付けられたカクテルです。
バンブーは明治時代に横浜のホテルで誕生した、日本生まれのカクテル。その評判が世界に広まり、現在では世界中の主だったカクテルブックには必ず掲載されているスタンダードカクテルとなっています。
甘さも無く、かつ程よいアルコールの刺激で胃腸の働きを活発にしてくれるという、食前酒に求められる全ての要素を持った一杯。そのため海外の有名レストランでも食前酒として高評価をうけているカクテルなのです。

3.アメリカーノ

カンパリをソーダで割ったカンパリソーダも、食前向きのカクテルです。このアメリカーノはカンパリにスイートベルモットを加え、ソーダで割ったカクテルです。
味はスイートベルモットが加わったことで、一層の深みを増します。カンパリの苦味に加え、ベルモットのハーブのニュアンスも加わり、力強さが増します。歴史も古く、1917年に考案されたカクテルとされています。
ロングカクテルのため、一気に飲みきる必要も無く、時間をかけて食事への気分を盛りたてることも可能です。

4.ビッグアップル

このカクテルは、少し理解が必要となってきます。
おそらくよく知られているレシピはウオッカをアップルジュースで割った、スクリュードライバーのリンゴジュース版です。
ただシャンパンカクテルにも同名のものがあり、今回おすすめしたいのはこちらの方。
つくり方はカルヴァドス(リンゴのブランデー)30mlとシャンパン120mlをシャンパングラスの中で混ぜ合わせるだけ。
通常のシャンパンよりもアルコール度数は高まりますが、カルヴァドスのリンゴの風味が炭酸とともに立ち上り、香りも豊かになります。
珍しいことに同じカクテル名のものが同時並行で通用していますので、注文の際にはしっかりどちらなのかを指定する必要があります。

5.パスティスの水割り

パスティスと聞いてすぐにイメージできる方は、なかなかのお酒好きです。
分かりやすくいえば、香草系リキュールのアブサンが販売禁止となり、その代替品として生み出されたお酒のことです。
有名どころではリカールやペルノーが挙げられます。厳密に言えばペルノーはEU内での規定ではパスティスとは別分類なのですが、味わいや特性的にはほぼ同一です。
これらのお酒の特徴は、ボトルに入っている時点では澄んだ色なのに、水を加えたとたん、一瞬にして白濁する点にあります。
白濁する理由は水を加えてアルコール度数が下がることで、含まれている油分が膜を作るため。その膜に光が乱反射して白く濁って見えるわけです。
味はかなり好みの差が激しく苦手な人は「石鹸を飲んでいるみたい」と酷評します。しかしアニス系の味が好きな人にはたまらない味わいで、一度ハマると抜け出せない存在となります。
リカールやペルノーはフランス産ですが、地中海沿岸諸国には例えばギリシャのウゾやトルコのラキなど同種のものが多数あります。
もちろんそれらの国の料理を食べる際には、それぞれのお酒を水で割って飲んでも立派な食前酒になってくれます。

シャンパン以外の食前向きのカクテルをご紹介しました。どうしても食前酒というと、シャンパン一択になりがちですが、今回紹介したような様々なカクテルにもチャレンジしてみてください!

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