カクテル通に見られるマイナーだけど美味しいカクテル

いつも決まりきったスタンダードなカクテルばかりを飲んでいませんか?
もちろんスタンダードカクテルは、長い歴史の中で多くの人の舌に選ばれ生き残った素晴らしいカクテルです。

しかしあまり有名では無いけれど、実に美味しい。そんなカクテルも存在しています。

マイナーだけど美味しいカクテルを紹介していきます!

ギムレットハイボール

ギムレットとはドライジンにライムジュースを加えシェイクして作る、ジンベースカクテルの代表格の一つです。

「ギムレットには早すぎる」のセリフでお馴染みのあのカクテルです。
そのギムレットをシェイカーからカクテルグラスではなく、氷を入れたタンブラーグラスに注ぎ、ソーダで割ったのがギムレットハイボールになります。

ギムレット自体はショートカクテルのため、アルコール度数も高く、一杯目から飲むにはそれこそ「早すぎる」となります。しかしソーダで割ることで度数も下がり飲みやすさも格段にアップします。

味わい的にもライムの爽快感があり、暑い日なんかに一杯目として頼むにはうってつけの存在です。

アメリカーノ

カンパリとスイートベルモットを混ぜ、ソーダで割ったカクテルです。食前酒としてお馴染みのカンパリソーダにスイートベルモットを加えただけですが、全く違う深みある味わいになります。

このカクテルはジェームズ・ボンドが主役のイアン・フレミングの小説「薔薇と小説」の中にも登場しています。

作品では大事なミッションに失敗したボンドが、相当やさぐれパリのカフェで飲みます。しかも「こんな失敗をするコメディアンみたいな自分に相応しいのはアメリカーノだ」なんて意味のことを口にして飲んでいるのです。

何故にアメリカーノ=コメディなのかは不明ですが、確かにアメリカーノにはネーミングどおり陽気な味がしないでもありません。

ジン・アンド・ビターズ(ピンクジン)

グラスにとても苦いリキュールのアンゴスチュラビターズを数滴垂らし、グラスの縁に沿わせるようにして全体にいきわたらせて、ビターズを捨てる。

そうした後で、グラスにジンを注ぐというカクテルです。
グラスの中のジンは、ほのかに残っていたビターズの効果でピンク色に染め上げられなかなかの綺麗さです。

もちろん、殆どジンのストレートなので、相当にお酒の強い人向けのカクテルといえるでしょう。ただマティーニを普通に飲める方ならば、間違いなく楽しめるカクテルです。

ちなみに名称はジン・アンド・ビターズもしくはピンクジンと呼ばれています。

スカイ・ダイビング

ホワイトラムとブルーキュラソー、ライムジュースをシェイクしたカクテル。
グラスに注がれたカクテルは、ブルーキュラソーの効果で、夏空を思わせるような真っ青な色合いに染め上げられています。カウンターのライトに照らされると、美しい宝石のような輝きで眺めるだけでもうっとりしてしまうほど。

見るからに美しいこのカクテルは、1967年に行なわれた全日本バーテンダー協会のカクテル大会の優勝作品。つまり日本生まれのカクテルということです。

バイオレットフィズ

パルフェ・タムールという紫色のリキュールを、レモンジュース、砂糖とともにシェイクし、グラスに移しソーダで割ったカクテル。

バイオレットの名前どおり、完成したカクテルは美しい紫色となります。
ちなみにパルフェ・タムールはニオイスミレの香りがするリキュールで、その名はフランス語で「完璧な愛」を意味しています。1760年に販売が開始されましたが、当時から媚薬としての効果を全面的に打ち出してPRし、大評判となり、現代まで愛される存在となっています。


今回ご紹介したカクテルは有名ではないかもしれませんが、どれも味は間違いないものばかり。
この他にボンベイサファイアを使ったジントニックに、ブルーキュラソーを少量垂らし、ボンベイのボトルと同じ色にするというのツウ好みの一杯。
是非色々注文し、あなただけのお気に入りを見つけてみてください。

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