そのまま飲むだけじゃない。ビールを使った様々なカクテル!

カクテル

ビールといえば缶やビン、もしくはサーバーからグラスに注いでそのままを飲むのが一般的です。

しかし世界中で多くの人に愛飲されているビールは、カクテルベースとしても使われ、様々なお酒や材料と一緒になることで、新たな味覚を与えてくれる存在となっています。
そんなビールを使ったカクテルの種類をご紹介します。

 

1.レッドアイ

グラスにトマトジュースを入れて、そこにビールを注ぐレッドアイは、ビールを使ったカクテルの定番中の定番です。
ビールの苦味とトマトジュースの酸味が絶妙のバランスとなり、まるで飲むサラダのような爽快さを楽しめます。

一説には二日酔いのお酒好きが、目を真っ赤にしながらも何とかビールを飲むために好んで注文していたのが名前の由来とも言われていますが、事実アルコール度数はベースとなるビールの半分程度にまで下がり、苦味も相当に抑えられますので、迎え酒が二日酔いにいいのかは不明ですが、飲みやすいカクテルなのは確かです。

 

2.シャンディ・ガフ

ビールとジンジャーエルを合わせたカクテルがシャンディ・ガフです。
イギリス生まのカクテルで、ジンジャーエールの甘さや生姜の香りが効果的に作用し飲みやすくなるので、いつの時代も若い女性からかなりの支持を集める存在となっています。

ちなみに、フランスではレモネードでビールを割ったカクテルをパナシェと読んでいますが、イギリスではこのパナシェも「シャンディ・ガフ」と呼び、反対にフランスではジンジャーエール割りも「パナシェ」と呼ぶ、飲む前から頭の中がクラクラしそうな複雑な状況になっています。

 

3.ドッグズ・ノーズ

ビールにジンを加えたカクテルです。
定番のレシピではビールが3分の2に対して、ジンは3分の1という比率ですが、その辺はお好みで増減させて問題ありません。
ジンのジュニパーベリーの香りが、ホップの香りとよく合い、薫り高く美味しいビールカクテルの一つです。

ただジンは通常40%以上のアルコール度数ですので、このカクテルは純粋にビールを飲むときよりもアルコール度数がアップします。

美味しいからといって、くれぐれも飲みすぎにはご注意を。

 

4.ハーフ&ハーフ

黒ビールと通常の黄金色のビールを半々にグラスに注いで作るカクテルです。
イギリスのパブでは定番の飲み方で、少し練習が必要ですが、背の高いグラスに両方のビールを同時に注げるようになると、とても美しい泡が立ち上がり、飲み口も良くなります。

ただ最近は、初めに普通のビールを注いだ後で、黒ビールをゆっくりと静かに注ぎいれて黄金色と黒の二層にするニュースタイルのハーフ&ハーフも登場しています。

 

5.ブラック・ヴェルヴェット

先ほどのハーフ&ハーフは色の違うビール同士を合わせてカクテルですが、こちらはシャンパンと黒ビールを合わせたカクテルです。
誕生したのは1861年のイギリス。当時ヴィクトリア女王の夫が亡くなり、国中が喪に服していたのですが、街のパブでよく飲まれていたシャンパンの輝きが、喪の雰囲気にふさわしくないという声がお客さんからあがるようになりました。
そこでパブの店員が、少しでも雰囲気に合うようにとギネスビールを混ぜて喪服のように黒く染めたのが誕生のきっかけとされています。

そんな背景もあり、長らく喪の期間に飲むカクテルとして親しまれました。
このカクテルはヨーロッパを中心に「ビスマルク」とも呼ばれていますが、これはドイツの名宰相ビスマルクが特に気に入り、普段から愛飲しヨーロッパ中に広まったことから付けられた愛称です。

元々はギネス+シャンパンですが、現在では黒ビールとスパークリングワインで作ればOKというレシピになっています。

 

6.ビター・オレンジ

ビールとオレンジジュースを同じ割合で混ぜたカクテルです。
ノンアルコールのオレンジジュースで割るため、度数が下がるだけでなく、オレンジジュースの甘さと酸味により味的にもかなり飲みやすく仕上がります。

この他にも柑橘系ならば、グレープフルーツジュースで割っても美味しく楽しめます。

 

ビールカクテルは実に様々な種類があります。
家庭で材料を用意して作ってみるのも良いですし、BARに行ってプロのバーテンダーの見事な手さばきを見ながら、ビールカクテルを楽しむのも素敵な時間の過ごし方です。
ぜひビールカクテルで、いつもと違ったビールの表情を発見してみてください。

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