テキーラってどんなお酒?

明るく陽気なイメージのあるテキーラ。
そのイメージからか、最近では遊び好きな若者たちの間でよく飲まれています。
少々乱暴な飲み方をしても大丈夫ですが、世界四大スピリッツにも数えられるテキーラは、じっくり向き合っても面白い存在です。
今回はテキーラの魅力を探ってみたいと思います。

1.テキーラとは?

テキーラとはサボテンに似た竜舌蘭を原材料としてつくられた蒸留酒です。
竜舌蘭の中でもアガベ・テキラーナ・ウェーバーとよばれるものを使用。メキシコ中西部のハリスコ州など合わせて5つの州でつくられたもののみが、テキーラと名乗ることを許されています。
別品種を使ったり、他の地域で作られたものは「メスカル」との呼び名になります。

2.熟成期間により分類

テキーラは熟成期間により、さらに分類されます。
ブランコは蒸留後に、全く熟成させずにボトリングしたもの。無色透明なためカクテルベースとしてもよく使われるのがこのタイプ。シルバーの呼び名もあります。
レポサドは二ヶ月以上一年未満樽熟成をさせたもの。ほんのりと全体に琥珀色を帯びています。
アニェホはオーク樽で一年以上熟成させたタイプ。樽由来のウッディーな香りがつき、ウイスキーのような琥珀色となります。
以上がよく見かける3つのタイプです。
熟成させたから良質というわけではなく、ブランコの方がよりテキーラらしさがあるため、テキーラ好きからの評価はむしろ高い存在。
一方でウイスキーやブランデーのような樽熟成させたお酒を嗜む人は、アニェホの方が好みという傾向があります。

3.テキーラが有名になったきっかけは?

テキーラの歴史は長いものがありますが、ほとんどの時代においてメキシコ国内で飲まれるだけの地酒でした。
もちろん僅かながら海外への輸出もされていましたが、「知る人ぞ知る珍酒」といった扱いでしかありませんでした。
最初のきっかけは1957年の「テキーラ」という曲がヒットしたこと。
ザ・チャンプスが歌うこの曲のヒットで、名前だけは知られるようになりましたが、実際に味の魅力が広まるには至りませんでした。
一気に世界に知られるようになったのは、それから10年の歳月を経た1968年のメキシコオリンピック。
世界中から選手や観客、ジャーナリストが集まったこの大会で、テキーラは多くの人に飲まれ、その評判が一気に広まったのです。
それ以降は、テキーラをベースとした様々なカクテルも登場。
多くのロックミュージシャンからも愛されるなどして一気に知名度が拡大し、今ではBAR必須のスピリッツへと定着したのです。

4.テキーラの飲み方は?

代表的な飲み方は、ライムをかじり果汁を口に含む。酸味が口の中に残っているうちにテキーラを流し込み、仕上げに塩をひと舐めするというスタイル。
多くの人がテキーラと言えば思い出す飲み方ではないでしょうか?
最初は手順に戸惑うかもしれませんが、慣れてくればリズムよく飲めるようになり、飲み姿も様になります。
これ以外にも、冷凍庫で冷やしたものをストレートで飲むなんていうのは、メキシコのリゾート地ではよく見かける光景です。
ただ、この飲み方が向くのはブランコと呼ばれるタイプのもの。
しっかりと熟成させたプレミアムタイプのものは、他の熟成酒同様にストレートでじっくりと飲むのに相応しい格があります。
通常熟成させたお酒は、香りを楽しむため冷やすのはNGとされますが、テキーラは例外。
プレミアムタイプでも、冷凍まで行かなくても、ほんのりと冷やしたほうがより味わいが楽しめるとされています。
ボトル自体を冷やすのも手ですが、グラス自体をしっかり冷やして、グラスノ冷たさで、注いだテキーラを冷やすというのが良い方法でしょう。

メキシコ生まれのテキーラは、どこか陽気さや自由さを感じさせてくれます。
開放的な気分になりたいときに、是非お好みのスタイルで飲んでみてください!

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