これからワインを始めるための基礎知識

ワイン

1990年代後半から2000年代にかけてのワインブームで、日本にもすっかりワインが定着しました。
今では高級ワインだけでなく、毎日楽しめる手ごろなワインがお店に並ぶようになっています。
今回は、気軽に楽しめるようになったからこそ知っておきたい、ワインについての素朴な疑問や基礎知識についてまとめました。

1.ワインってどんなお酒?

ワインとはブドウを原材料とした醸造酒です。
フランスワインが品質面で世界最高峰の評価を受けていますが、イタリアワインも同じくらいの名声を得ています。
その他、最大産出国のスペイン。新技術を取り入れ技術革新目覚しいアメリカやオセアニア。歴史と実力があるのにリーズナブルな南米など、世界各国でワインは産出されています。
ブドウ品種によっても味わいが大きく異なり、近年ではブドウ品種別に味を覚えることが、ワインを知る第一歩として最適といわれています。

2.飲み頃の温度は?

「白は冷やして、赤は室温」とよく耳にします。
確かにこの考えは定石であり、間違いのない概念です。
ただ、毎日飲むためのデイリーワインならば、そこまで気を配る必要はありません。赤だって冷やして飲んでもOKです。
ちなみに室温と言っても、日本のような高温多湿な環境での室温ではありません。
夏でも冷涼で石造りの涼しい家に住むヨーロッパの室温です。そのため13度前後の温度と考えた方が良いでしょう。

3.飲むグラスは?

ワイングラスと言っても、実に様々な種類があります。
メーカーによっては産地別で香りを存分に楽しめるように設計した、様々な形状のワイングラスを出しているところさえあります。
勿論、一定レベルのワインを存分に楽しむならば、この様なグラスを使ったほうが良いでしょう。
熟成を経た円熟のワインを大きなグラスに注げば、その瞬間から香りが充満し、時間と共に香りの表情が変化する。
そんな夢のような時間を過ごさせてくれるはずです。
ただ、これも高級ワインの場合です。
毎日飲むデイリーワインならばそんな頑張らなくても大丈夫です。
日々ワインを水のように読むフランス人たちは、気軽なワインは背が低めのコップでガブガブ飲んでいます。
我々日本人だって、TPOに合わせて様々なグラスで時にはカジュアルに楽しんだ方が、よりワインと仲良くなれるはずです。

4.ワインの保存期間は?

未開封か開封後かで大きく異なります。
一度あけてしまったならば、再び栓をして保管したとしても3日以内には飲みきったほうが良いでしょう。
一方で、未開封のボトルならば保存環境を整えてあげれば長期間の熟成が可能です。
ただ、どんなワインでも長期間の熟成に耐えるわけではありません。数十年の熟成に耐えるのは、それ相応の値段のするワインです。
お手ごろ価格で手に入るワインは、熟成は期待できずそれどころか品質劣化の懸念が増加してしまいます。それぞれのワインの性質に合わせて、飲み頃に飲みきるのがベストです。

5.テロワールってなに?

ワイン関連の情報を調べていると「テロワール」なんて言葉がよく登場します。
知っていて当然のような顔をして詳しい解説もなく使われ、モヤモヤしたまま聞き流していた方も多いのではないでしょうか?
テロワールというのはワイン、もっと言えば原材料のブドウの育った環境や土地柄が反映された味わいのことを意味しています。
特に高級フランスワインでは重要視される要素で、ワインや生産者の個性や信念を表現する部分と言っても過言ではありません。
同じ原材料を使ったものでも、生育環境や熟成環境により味に差が生まれるのはどんなお酒でも一緒であり、魅力の一つです。
それを指し示す言葉がテロワールなのです。

6.マリアージュってなに?

ワイン関連の情報で、よく耳にするもう一つの言葉が「マリアージュ」ではないでしょうか?
最近ではワイン以外のお酒でもケースも増えてきました。
分かりやすくいえば、お酒と料理との相性という意味です。
ワインの持つ香りと味。料理の持つ香りと味。
それぞれの波長が合うと、本当にそれぞれ単体では達成できない世界へと、味が昇華することがあります。
おそらく言葉で説明されるよりも、一度体験してみれば、鮮烈過ぎる衝撃に襲われ、マリアージュを深く理解できるでしょう。
この体験が出来る可能性の幅が広いため、ワインは食中酒の王者に君臨し、世界各国で様々な料理と飲まれているのです。

ワインにまつわる基本的な知識をまとめてみました。
ただ、ワインはあれこれ知識を覚えるよりは飲んでみるのが一番です。難しいことは考えずに、まずは手ごろなワインで乾杯しましょう!

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