シャンパンとスパークリングワインの違い!?

ワイン

登場することで場が一気に華やかになる人が存在します。

お酒の世界でそんな存在となりうるのは「シャンパン」です。

美しい金色に立ち上る泡。いつまでも眺めていたくなるような光景です。
今回はそんなシャンパンやスパークリングワインの世界に迫ってみましょう。

スパークリングワインは料理との相性が抜群です!お酒が好きな人なら1本はストックしておくと便利ですよ♪

ワインはそれ単体で飲むのはもちろん、何かの料理と合わせマリアージュを楽しむという点に大きな優位性を持っています。ただ、時にこの料理に赤がいいのか白がいいのか迷うことも少なくありません。

そんな時に便利なのがシャンパンです。食前から前菜、メインを通して唯一、一本で通せるのがシャンパンとされています。

フレンチだけでなく、繊細な日本料理とだって相性がいいです。いつもは日本酒やビールと楽しんでいるものを、シャンパンに変えるだけで新しい味覚を発見できます。

シャンパンとスパークリングワインの違いとは?

スパークリングワインとは発泡性ワインの総称です。

その中でも、フランスのシャンパーニュ地方で指定された製法を守りつくられたものだけが唯一シャンパンと呼ばれます。

同じフランス国内であっても、シャンパーニュ地方以外で生産されたものはヴァン・ムスー、スペインに行けばカヴァ、イタリアならばスプマンテ、ドイツならゼクト等と呼ばれます。

かつては、世界中でつくられたスパークリングワインに「シャンパン」の名称が用いられていました。

しかし現在では世界的な原産地呼称意識の高まりにより、しっかりとした呼び分けが行なわれるようになっています。

逆転を狙って生まれたシャンパン

今でこそ世界的名声を得ているシャンパンですが、誕生の裏には一発逆転を狙ったシャンパーニュ地方の人々の思いがこめられていました。

かつてシャンパーニュ地方は、王室御用達の良質な赤ワインの産地として有名でした。
しかしルイ十四世の時代に、王室御用達の座はブルゴーニュ地方に奪われてしまいます。

そこでシャンパーニュ地方の人々が注目したのが、当時彗星のごとく登場した発泡性ワインだったわけです。

様々なプロモーション活動を行ない、その人気は王室に広がるだけでなく、広く世間一般に広がり、シャンパーニュ=発泡性ワインとなったのです。

スパークリングワインはニセモノなの?

あまりシャンパンの話ばかりをすると、それ以外のスパークリングワインは、シャンパンのコピー商品のように思われがちです。
しかし、呼び名が違うのは原産地呼称ルールによるものです。
ウイスキーに例えるならば、スコッチもバーボンもそれぞれ魅力があるのと同じ感覚です。
ただあまりに廉価な場合は、普通のワインに後から炭酸を添加しただけのものもあり、この場合は残念なものが多いのも現実です。
しかしそうでないものには素晴らしい商品はたくさんありますし、十分に場の雰囲気を華やかにしてくれます。
甘口のスプマンテを氷水で冷やして、夏の昼下がりに木漏れ日の下、もしくは海を眺めなら楽しむなんてのは、たまらない贅沢です。
その場のシチュエーションや予算に合わせて選ぶのが、賢い楽しみ方ではないでしょうか?

食卓を彩る、色とりどりのシャンパンカクテル

華やかな舞台に欠かせないシャンパン。
そんなシャンパンをより華やかに、表情を変えてくれるのがシャンパンカクテルの数々です。
今回はそんなシャンパンを使ったカクテルを紹介したいとおもいます。
ちなみにカクテルを作る際には、シャンパンだけでなく、他のスパークリングワインを使っても問題ありません。

キールロワイヤル

白ワインとクレーム・ド・カシスを混ぜたカクテルをキールといいますが、ベースの白ワインをシャンパンに変えたのがキールロワイヤルです。
見た目はクレーム・ド・カシスの赤い色に染まり美しい仕上がりとなります。
上質なシャンパンにはもったいない飲み方ですが、他のスパークリングワインならば、そんな事を気にせずに楽しめます。

ミモザ

オレンジジュースでシャンパンを割ったカクテル。
使用するオレンジジュースはなるべくフレッシュか、もしくはそれに近いものの方がより美味しく仕上がります。
レストランでの食前酒としても人気で、アルコール度数も下がり飲みやすくなるので食事のスタートとしては最適なカクテルといえます。
見た目的にも、その名の通りミモザのような鮮やかな黄色の色合いなので、見た目的にも華やかになります。

ベリーニ

シャンパンに桃のピューレを加えたカクテル。
日本の場合ピーチネクターを利用するレシピが一般的です。
イタリア生まれのカクテルなので、シャンパンよりはご当地のスプマンテを利用した方が、より元祖に近いでしょう。
仕上げにグレナデンシロップを少量加えるため、淡いピンク色に仕上がり、女性人気が高いのも特徴。

ブラック・ヴェルヴェット

シャンパンと黒ビールを同量ずつ同時にグラスに注いだカクテルです。
生まれはイギリス・ロンドンで、かつて女王の夫が亡くなったのを追悼する意味で、シャンパンにギネスを注いで飲んだのが始まりとされています。
同時に注ぐのに成功すると、しっかりとした美味しく美しい泡が立ちインパクトも十分。
使う素材はスパークリングワインや、ギネス以外の黒ビールでも問題なく美味しく楽しめます。

ミドリミモザ

メロンリキュールとして世界的に名高いミドリをシャンパンで割ったカクテル。仕上げにライムシロップを少量たらします。
リキュール由来の緑色が全体に広がるため、新緑の季節を思わせるような元気いっぱいの鮮やかな色彩となります。
表面にミントの葉を浮かせたりと、アレンジもお好みしだいです。

スパークリング・パープル

紫色をしたリキュールのパルフェ・タムールをシャンパンで割ったカクテル。
ネーミングからして、シャンパンにこだわらなくても、どんなスパークリングワインを使っても美味しく仕上がってくれます。
全体がほんのりとした優しい印象の紫色にそまり、ニオイスミレの香りが漂います。

シャンパン・カクテル

その名もズバリなカクテルです。まずはグラスに角砂糖を入れ、そこにアンゴスチュラ・ビターズを染みこませます。
あとはグラスによく冷やしたシャンパンを注げばOKという、作り方としてはそれほど難しくありません。
ただ歴史は古く、20世紀初頭には既に飲まれていたとの記録もあります。
有名になったのは映画「カサブランカ」で、「君の瞳に乾杯」という映画史上屈指の名ゼリフと共に飲んだのがきっかけです。
現在シャンパンやシャンパンを使ったカクテルは、フリュートグラスと呼ばれる、円筒型の背の高いグラスで楽しまれるのが殆どです。
ただこのカクテルだけは広く平べったい、ソーサー型と呼ばれるグラスで作られることも少なくありません。おそらくは祝賀の席で飲まれていた名残と思われます。
ちなみに、名前が「シャンパン」ですので、スパークリングワインでは代用できない数少ないカクテルです。

様々なシャンパンカクテルが存在しますが、今回は場の雰囲気をより華やかに出来る、色彩豊かなカクテルを選んでみました。

どのカクテルも、パーティーなど華やかな場面を盛り上げるにはもってこいの演出力を持っています。是非一度お試しください。

グラスによって楽しさ倍増

シャンパンであってもスパークリングワインであっても、やはり飲むときには、ちゃんとしたグラスを使ったほうが華やかさが増します。
最適なのは細長い円筒形のフリュートグラス。細長いグラスの中に泡が立つ姿は実に美しいものがあります。
かつては平らな幅広なグラスが使われていましたが、このグラスは表面積が広く温まりやすく泡が消えやすいため、見かける機会は激減しました。

シャンパンは日常生活を少し特別なものにしたいときに、うってつけの小道具です。
お酒の世界で、こんな役割を果たしてくれる存在はそう多くはありません。
是非お祝いの席や嬉しい事があったときに、シャンパンやスパークリングワインを用意してみてください。

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