名演出家シャンパンの世界!シャンパンとスパークリングの違い

シャンパン

登場することで、場が一気に華やかになる人が存在しますが、お酒の世界でそんな存在となりうるのはシャンパンです。美しい金色に立ち上る泡。いつまでも眺めていたくなるような光景です。

今回はそんなシャンパンやスパークリングワインの世界に迫ってみましょう。

 

1.シャンパンとスパークリングワインの違いとは?

スパークリングワインとは発泡性ワインの総称です。

その中でも、フランスのシャンパーニュ地方で指定された製法を守りつくられたものだけが唯一シャンパンと呼ばれます。同じフランス国内であっても、シャンパーニュ地方以外で生産されたものはヴァン・ムスー、スペインに行けばカヴァ、イタリアならばスプマンテ、ドイツならゼクト等と呼ばれます。

かつては、世界中でつくられたスパークリングワインに「シャンパン」の名称が用いられていました。しかし現在では世界的な原産地呼称意識の高まりにより、しっかりとした呼び分けが行なわれるようになっています。

 

2.逆転を狙って生まれたシャンパン

スパークリングワイン

今でこそ世界的名声を得ているシャンパンですが、誕生の裏には一発逆転を狙ったシャンパーニュ地方の人々の思いがこめられていました。

かつてシャンパーニュ地方は、王室御用達の良質な赤ワインの産地として有名でした。しかしルイ十四世の時代に、王室御用達の座はブルゴーニュ地方に奪われてしまいます。そこでシャンパーニュ地方の人々が注目したのが、当時彗星のごとく登場した発泡性ワインだったわけです。

様々なプロモーション活動を行ない、その人気は王室に広がるだけでなく、広く世間一般に広がり、シャンパーニュ=発泡性ワインとなったのです。

 

3.料理との相性は万能

ワインはそれ単体で飲むのはもちろん、何かの料理と合わせマリアージュを楽しむという点に大きな優位性を持っています。

ワイン
1990年代後半から2000年代にかけてのワインブームで、日本にもすっかりワインが定着しました。今では高級ワインだけでなく、毎日楽しめる手ごろなワインがお店に並ぶようになっています

ただ、時にこの料理に赤がいいのか白がいいのか迷うことも少なくありません。

特に最近流行のフレンチレストランなどでは、一皿の量を少なくしての多皿構成のコースを用意する店もあります。そんな時に便利なのがシャンパンです。フランス本国でも食前から前菜、メインを通して唯一、一本で通せるのがシャンパンとされています。

フレンチだけでなく、繊細な日本料理とだって相性は抜群。いつもは日本酒やビールと楽しんでいるものを、シャンパンに変えるだけで新しい味覚を発見できてしまいます。

 

4.スパークリングワインはニセモノなの?

あまりシャンパンの話ばかりをすると、それ以外のスパークリングワインは、シャンパンのコピー商品のように思われがちです。しかし、呼び名が違うのは原産地呼称ルールによるものです。

ウイスキーに例えるならば、スコッチもバーボンもそれぞれ魅力があるのと同じ感覚です。

ただあまりに廉価な場合は、普通のワインに後から炭酸を添加しただけのものもあり、この場合は残念なものが多いのも現実です。しかし、そうでないものには素晴らしい商品はたくさんありますし、十分に場の雰囲気を華やかにしてくれます。

甘口のスプマンテを氷水で冷やして、夏の昼下がりに木漏れ日の下、もしくは海を眺めなら楽しむなんてのは、たまらない贅沢です。

その場のシチュエーションや予算に合わせて選ぶのが、賢い楽しみ方ではないでしょうか?

 

5.グラスによって楽しさ倍増

champagne glasses

シャンパンであってもスパークリングワインであっても、やはり飲むときには、ちゃんとしたグラスを使ったほうが華やかさが増します。最適なのは細長い円筒形のフリュートグラス。細長いグラスの中に泡が立つ姿は実に美しいものがあります。

かつては平らな幅広なグラスが使われていましたが、このグラスは表面積が広く温まりやすく泡が消えやすいため、見かける機会は激減しました。

 

シャンパンは日常生活を少し特別なものにしたいときに、うってつけの小道具です。
お酒の世界で、こんな役割を果たしてくれる存在はそう多くはありません。
是非お祝いの席や嬉しい事があったときに、シャンパンやスパークリングワインを用意してみてください。

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