実践的レストランでのワイン選び

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社会人になって数年も経てば、学生のノリのような店ではなく、真っ当なレストランで食事をする機会も増えてきます。デートなど自分が誘う形で高級レストランに行く事だって増えるはずですし、それが大人としてのあり方です。

今回はフレンチレストランを例に、そんな時にあわてず対処できるレストランでのワイン選び方をお教えします。

 

1.初心者を陥れる食前酒

「特別な日だから」と、高級フレンチレストランを予約。当日に向けてマナーを勉強して、意気揚々と彼女と共にレストランに到着。予約の名前を告げて、席まで案内される。ここまでは予習どおり完璧。しかし、席につくとソムリエがやってきて「食前のお飲み物はいかがいたしましょう?」と聞かれ、何があるのかも分からずアタフタ。これは初心者によくあるケースです。

マナー本では食事中の作法などは、やりすぎなくらい細かく教えていますが、食前酒については殆ど触れているケースがありません。
さらに食前酒はメニューもなく聞かれることが多く、初心者を惑わせる第一関門となります。食前酒で最もポピュラーで外れがないのがシャンパンです。殆どの店でグラスで用意していますので、値段もそれほどしません。店の格によって違いますが1500円から高くとも2500円程度でしょう。

シャンパンが苦手ならば素直にそれを伝えて、他に何の用意があるかを質問すれば、ちゃんと教えてくれます。もちろん、お酒に強くないならば食前酒は無しでも全く問題ありません。

 

2.ワインリストを渡されて

メニューからその日の料理を選び終わると、ソムリエがワインリスト片手に再びやってきます。ここからが最も緊張するワイン選びですが、ポイントはズバリ「ソムリエに聞く」この一点です。

もしワインの知識が豊富ならばリストを見て、その日の料理との相性を考えて選べるでしょうが、そんな人はそもそもこんな解説を読みません。また多少の知識がある人でも、いきなりフランス語で書かれたワイン名だけのリストを渡されれば、情報量の多さに戸惑ってしまいます。

ソムリエはワインは勿論、レストランの料理にも精通しています。無理せずチョイスはソムリエに委ねるのが得策です。とはいえ全てを投げるのではなく、ある程度の目安は伝えましょう。

自分たちの酒量を考えて、白赤1本ずつ頼むのか、それともどちらか1本にするのか。さらに予算も伝えるとより選びやすくなります。予算は適当にワインリストを開き、これくらいの値段までならと思ったのを指差しながら「大体これくらいまでで」と言えば察してくれます。

 

3.ボトルじゃなくてグラスワインでもOK

もし、それほどお酒に強くなくボトル1本飲みきれるか不安という場合は、グラスワインを頼んでも問題ありません。殆どの店で数種類のグラスワインを用意していますから、料理に合わせて最善のワインを出してくれます。

また前菜は白ワインで楽しんで、肉料理は赤という場合には、前菜だけグラスの白を頼み、メインにボトルで赤1本という選択も可能です。

その辺についてもソムリエに相談するのがよいでしょう。

 

4.テイスティングは

もしボトルで注文した場合、ソムリエが恭しくワインを運び、見事な手さばきで栓を抜き、目の前のグラスに少量注いでくれます。

これがテイスティングです。

特に何をするわけではありません、色を確かめて香りを確かめて、一口含んで頷けばそれでOKです。無理して感想を言う必要もありません。ごく稀にワインが劣化していて変な味や匂いになっているケースもあるので、明らかにおかしい場合は伝えましょう。

ただ「味が好みじゃない」という理由で変更を申し出るのはNGです。

 

5.エチケットってなに?

食事も終わりワインも飲み終わる頃、再びソムリエが登場し「エチケットはお持ち帰りされますか?」と聞かれる事があります。エチケットとはボトルに貼られたラベルのこと。お願いすればソムリエがきれいに剥がし、台紙に貼り付けて持ち帰れるようにしてくれます。

その日の食事が何か記念日だったり、注文したワインが特別なものだった場合。エチケットは大切な思い出の品となるはずです。

 

戸惑いがちなレストランでのワイン選びを、実際の食事に沿って説明してみました。
重要なのは、知ったかぶりをしないこと。分からないのに、それを悟られないように振舞うのが一番の失敗の元です。反対に、上手にソムリエはじめお店の方と会話すれば、レストランに慣れている印象を与えられます。

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