飲み方様々、ジンを知ろう!

ジン

四大スピリッツの一角に数えられるジン。鮮やかな香りと、切れ味鋭い飲み口で世界中で愛されているお酒です。そのままはもちろん、カクテルベースとしても大活躍するなど、楽しみ方も様々。

今回は、そんなジンの魅力に迫ってみましょう。

 

1.ジンってどんなお酒?

大麦麦芽やトウモロコシなどの穀物を原材料とした蒸留酒です。ここまでだとウイスキーと同じですが、蒸留後に再びジュニパーベリー等の植物の香りをつけて再蒸留させるのが大きな違い。

この後から付ける香りこそが、ジン独特の豊かで切れ味ある香りを生んでいるわけです。

 

2.主流はロンドンドライジン

ジンは元々オランダで盛んに飲まれていました。

その後、ウィリアム三世の時代にイギリスで広まり、イギリス国内でも生産されるようになります。19世紀に入ると、イギリスでは当時発明されたばかりの連続式蒸留器を使い、より度数が高くクリアなアルコールを蒸留。そのアルコールに、ジュニパーベリーなどの香りをつける方式が普及しました。

この製法で生まれるジンは、香りが鮮やかで、飲み口もシャープなものとなります。現在、一般的に出回るジンの多くがこのロンドンドライジンとなっています。

 

3.ジンの価値観を変えるオランダジン

現在はロンドンドライジンが主流となっていますが、これ以外にもオランダやドイツのジンが有名です。

なかでもオランダジンは、全ての蒸留を単式蒸留で行なうのが最大の特徴で、原材料の風味が強く残っています。香りはまろやかで、シャープさよりも、丸さやエレガントさを漂わせます。さらに樽熟成をさせるものもあり、こちらなどは薄い琥珀色で、香りには樽由来のウッディーさも加わります。

そのため、最初にジンと説明を受けずに飲むと、香りのかなり華やかなウイスキーを飲んでいると思ってしまうほど。なかなかお目にかかる機会は少ないかもしれませんが、オランダジンに出会ったら是非一度味わってみてください。

 

4.ジンの飲み方は?

冷凍庫などでキンキンに冷やして、とろりとなったところをストレートで飲むのが、最もポピュラーな楽しみ方です。

ただ最初にも述べたとおり、ジンは様々なカクテルにも活用されていますので、カクテルとして楽しむ方の方が実際には多いでしょう。

バラの香りがするプレミアムジンの「ヘンドリックスジン」というのがあります。こちらは香り付けに胡瓜も使っていることから、胡瓜のスライスをグラスに入れてロックで提供するなんてお店もあります。

 

5.代表的なジンの銘柄は?

ジンには無数の種類がありますが、その中でも酒販店はもちろん、BARなどでも殆どの店で標準的に備えているジンがあります。それがゴードン、ビーフィーター、タンカレー、ボンベイサファイアの4つ。ここからは4つの定番ジンの特徴を説明しましょう。

・ゴードン

ジンの王道とも言われる存在。
まるで毛むくじゃらの太い腕をした肉体労働者のような力強さがあります。
戦後の占領軍が、大量に輸入して飲んでいたのがこのゴードンでした。
そのため、そこからの流れを汲んだ日本のBARでは、マティーニのベースとして使用されるケースが多くなっています。

・ビーフィーター

非常にバランスの取れた味わい。突出した個性はないですが、その代わりに協調性がありますのでカクテルベースとして万能。酒販店での販売価格をみると、定番ジンの中ではかなりお手ごろ価格なので、入門編としても最適です。

・タンカレー

ジン本来の香りが強いのが特徴。ジュニパーベリーの香りを最も感じられるジンです。プレミアムジンのタンカレーNo.10もあり、こちらはより切れ味の鋭さがあります。

・ボンベイサファイア

特徴的な水色のボトルが美しく、女性からの支持が高いのが特徴。ジェニパーベリー以外に9つの植物や香料で香り付けしていることから、エレガントな印象の香りと味わいです。

これで作ったジントニックに一匙ブルーキュラソーを垂らすとボトルと同じ色合いになり、女性ウケが高いカクテルの一つとなります。

 

ジンの基礎知識から、定番ジンの特徴までをまとめてみました。
ジンの多くは47度前後のアルコール度数があるのが標準です。キンキンに冷やして飲むと、飲みやすさからついつい杯を重ねてしまいますが、くれぐれも飲みすぎにはご注意ください。

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