失敗例から学ぶBARの上手な利用法

バー

成功よりも失敗の方が学ぶことが多いのはどんな世界でも共通です。

BARだって、初心者がやりがちな失敗談は意外と共通しています。今回はそんな失敗例から、上手なBARの利用方法を学んでいきましょう!

 

1.とあるBAR初心者の失敗例

楽しい食事を終えて気分が高揚していたのか、たまたま見かけたBARに一人で立ち寄る。イメージしたとおりの落ち着いた雰囲気。おしぼりをもらい挨拶を交わす。メニューを手渡されるも、カクテル名が書いてあるだけで、どんな味かも想像できない。

困ったと思い、視線をあげると目に入ってきたのは無数のボトル。その中から山崎とか余市といった読める漢字のラベルを発見。これがウイスキーということが分かるが、ウイスキーも初体験で味も分からない。

それでもよく分からないので、注文してみる。すると飲み方を聞かれたので、以前マンガで「ストレートが本当の飲み方」と読んだのを思い出し、ストレートで注文する。

出てきたウイスキーを飲もうとするが、とにかく度数がキツく、一口飲むだけで喉が焼けるように熱い!

それでも何とか時間をかけて飲みきるも、一杯で帰るのは失礼と思いもう一杯だけ注文する。もちろん良く分からないので、唯一知っているカクテル「マティーニ」を注文。見事な手さばきで作られたが、出てきたのはこれまた強烈なお酒!
何とか飲みきるも、残ったのは敗北感だけ・・・

 

2.BARで重要なのはコミュニケーション

さて、この失敗例から何を学ぶべきでしょうか?

一番はBAR初心者ならば、しっかりとそれを伝えるということです。「ちゃんとしたBARに来るのが初めてなんで」と言うのは、全く恥ずかしいことではありません。その情報を知ったバーテンダーは、必ずやBAR好きになってもらおうと、しっかりとBARデビューをサポートしてくれます。

メニューにカクテル名だけで分からなければ、質問してみましょう。バーテンダーは味や飲みやすさ、度数の高低などを詳しく教えてくれるはずです。しっかりとコミュニケーションをとることが、BARを上手に利用する基本です。

 

3.お酒が強すぎたら?

出てきたお酒が、想像以上に強すぎてなかなか飲めない。そんなときも、バーテンダーに素直に伝えましょう。例えばウイスキーのストレートが強いならば、加水するための水を用意してくれたり、ソーダ割りを提案してくれます。

確かに、一部の指南本やグルメマンガのなかには「ウイスキーはストレートで飲むもの」なんて強固に主張しているものもあります。ただ、それはあくまで作者の好みを、押し付けているに過ぎません。

この世界には様々な飲み方があり、それぞれに楽しさがあります。お酒は楽しむものです。自分が美味しく楽しいと思える飲み方を選択するのは何も間違いではありません。カクテルも同様に強すぎる場合は、ソーダやトニック割りにしてくれたり、ロックスタイルに変更してくれます。
バーテンダーはその辺に関して柔軟に対応してくれますので、上手に伝えてみましょう。

 

4.バーでは何杯飲むべきか?

一杯だけ飲んで帰るのは、確かに何となく失礼な気がしてしまいます。ただ酒量は人によって千差万別です。たとえ一杯で帰ったとして、決して失礼な事ではありません。

ただバーテンダー側の心理からすれば、一杯で帰ったお客に対して「何か失礼をしてしまったかな」と思ってしまうのも事実です。

ここでも重要なのは会話です。

食後の締めの一杯を飲みに来た。もしくは、ここで軽く一杯飲んで、この後食事がある。そんな情報を伝えておけば、バーテンダー側も利用目的が分かり安心します。こちら側だって、一杯で帰る後ろめたさが無くなります。

もちろん黙って一杯で帰るのも悪くないですが、ちょっとした情報を自然に会話に折り込むことで、お互いが気持ちよくなれます。これこそが大人に求められる、社会人として当然身に付けるべき基礎的なコミュニケーション能力といえるでしょう。

 

ありがちな失敗例を元に、BARでの上手な振舞い方を考えてみました。根本にあるのは、バーテンダーとしっかり会話を交わすということです。そうすれば、後はプロであるバーテンダーに任せるだけで、BARの世界を存分に楽しめるはずです。

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