北朝鮮観光!?世界一の独裁国家、北朝鮮の平壌とそれ以外の地域の生活とは!

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「世界最悪の独裁国家」

「お騒がせ国家」

「存在自体がブラックジョーク」・・・

様々な悪い評判の多い北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国。
欧米各国を中心に、北朝鮮内の悲惨な現状が伝えられると共に、格好のコメディネタになったりする事も。ただ、日本としては、日本人拉致問題や核ミサイル問題などジョークでは済まない問題も存在します。

外国人が「北朝鮮を観光」する事はできるのか?

閉鎖的で、他国の意見など一蹴する北朝鮮ですが、意外にも観光に力を入れてもいます。日本やアメリカなどとは国交を持っていませんが、北朝鮮は162カ国と国交を持っており、ビザも発行されているので基本的に行く事は可能です。

ミラノ万博などの国際的なエキスポなどでも、張り切って「北朝鮮館」を出してアピール。日本は経済制裁をしていますし、行き難いのは確かですが、中国や欧米を中心に「北朝鮮ツアー」は一定の需要が有ります。

ユネスコの世界遺産に認定されている高句麗古墳群など、観光地も多く存在しています。北朝鮮を作った金日成の巨大な像の有る金日成広場や、北朝鮮統治の基本的思想である主体思想を表した主体思想塔など、「北朝鮮らしい」観光地が盛り沢山です。

豪華なツインタワーの平壌高麗ホテルなどでは、北朝鮮の通過「北朝鮮ウォン」だけではなく、米ドルや日本円も使用できます!

このように、北朝鮮にとって観光業は重要な外貨稼ぎ手段の一つなのです。

こんな北朝鮮観光に来る観光客の目的は様々ですが、大きな理由の一つは「クレイジー国家を体験したい」というモノがあります。欧米では北朝鮮は異常過ぎる上、自分にとっての直接的な脅威としては実感がないのでよくコメディのネタにされています。お笑い世界を実際に体験する為に観光に来る欧米観光客の中には、悪く言えば失敗国家を嘲笑しに来る人も一部います。

ただ、中国からの観光ツアーで北朝鮮の人達に小銭やお菓子などを投げ与えて取りに来る所を笑う「人間動物園」なるモノも存在し、反発を買っている点もあります。

日本人も中国やアメリカの企画ツアー会社に申し込み、北朝鮮観光に行く事は可能です。しかし、あまり推奨はされないでしょう。観光客が落とした外貨は独裁政治の資金となり、北朝鮮人民への抑圧にもなります。また、日本と北朝鮮有事が発生した際、人質にされる事は容易に想像がつくでしょう。外務省も「渡航自粛」を要請した事があります。

首都・平壌の生活とは?

北朝鮮と国交のない日本人が「北朝鮮人民の生活風景はどんな感じ?」と聞かれ、一番に思い浮かべるのはコッチェビと呼ばれるストリートチルドレンや、栄養がなく飢え死に寸前の国民の姿ではないでしょうか。

ですが、北朝鮮の首都である平壌は少々違います。

平壌の人民の間では携帯電話は少々高いものの、最早、特別なモノではなく一般的な通信ツールとなっています。街には高層ビルや高層マンションが立ち並び、少し前まではほとんど見かけなかったタクシーも普通に流しています。

人民は休日になればウォータースライダーのある温水プールや遊園地などで遊び、夏にはビアホールで仲間と一杯、って具合です。女性のファッションも華やかになっており、厚底サンダルが流行。韓国のドラマをコッソリと見て、お洒落の参考としたり、体重を気にしてダイエットに励み、中には美容整形手術を受ける女の子も。

冷え込んだといわれていても中国との繋がりは相変わらず強いですし、ロシアやエジプト、モンゴルなどの企業も入って来ており消費社会が成立しているのです。子供たちの教育にも力を入れており、ハッカーや科学者、スポーツ選手のエリート育成事業も盛んです。

高級マンションで可愛いペットと共に外国製の家具・インテリアに囲まれて暮らし、フィットネスジムで汗を流せばミネラルウォーターで水分補給。
休日にはちょっと奮発してシャネルなどのブランド物のバッグを買いに・・・なんて日本人の想像からは少し離れているかもしれないピョンヤンの生活は実際にあるのです。

平壌以外の都市はどうなっているのでしょうか。

「平壌はショーケース」!?実際の北朝鮮の生活とは

平壌はショーケースと言われています、華やかな北朝鮮の世界を海外の人に見せる為だけの作られた都市、という意味です。

勿論、平壌の生活も北朝鮮の人民の生活である事は間違いがないのですが、大多数の人民が暮らす平壌以外の地方は事情がまったく違います。元々、社会主義で「偉大な将軍様の自愛で配られる配給社会」の北朝鮮でしたが、近年は配給などほとんど行われず「自力更生」が命じられている状況。しかも、普通に商売が許されるのならば自力で生活もできるのでしょうが、社会主義の厳しい規制・統制がある上に、軍人などの不条理な略奪も日常茶飯事。

慢性的な電力不足で地方に電気が送れるハズもなく、乏しい資源の中で軍人の弾圧に怯えながらその日一日を必死に生きていく人民は多い。ほんの少しのトウモロコシの為に体を売る女性もいます。

平壌と地方の2極化は進んでおり、改善される兆しはありません。また、平壌に住んでいても、家族の誰か一人が何か失敗をすれば、簡単にあの悪名高い強制収容所に送られてしまいます。

肥え太った将軍様の為だけの楽園は、残念ながら、崩壊の兆しは見えません。

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